【COBCOB世論調査】効果ある節電とは? 勝手に「節電-1グランプリ」開催
会社のエレベーターが一部止まっていたり、会社の電気が一部消えていたりと、節電がいまだ実施されている昨今、「みなさんの節電事情」を調べるべく、COBS ONLINEの読者1,000名に「節電-1グランプリ」と称して、聞いてみました。
調査期間:2011/8/3~2011/8/6
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)
まずはこんな質問から。
Q.現在、積極的に節電に取り組んでいますか?
はい43.9%
普通43.6%
いいえ9.5%
過去にやっていたが今はやめた3.0%
「はい」と「普通」と回答した人を合わせると約90%の人が節電に取り組んでいるようです。理由は、「少しでも節電に協力したいから(34歳/東京都在住)」、「電気代の節約にもなるから(29歳/兵庫県在住)」など社会貢献+経済的なのでといった意見が多く見られました。
次に、「いいえ(節電やっていない)」の方の理由は、「沖縄在住で、電力不足とかかわりがないので(27歳/沖縄県在住)」、「ピーク帯に抑えれば事足りるから(29歳/東京都在住)といった意見で、
「過去にやっていたが今はやめた」方も、「電力需要がそれほど逼迫(ひっぱく)していない(29歳/群馬県在住)」、「子供が生まれたため(29歳/埼玉県在住)」、「関西地方の節電はあまり意味がないことが分かったから(26歳/大阪府在住)」など「諸事情で仕方ない」、「よく考えると、必要ない」といった意見が寄せられました。
では、「積極的に節電してる」人の節電方法は、どんなものなのでしょうか。まとめると、大きく3つの意見に集約できました。
★その1~コンセントを抜く
「使用しない家電製品のコンセントを外している(32歳/東京都在住)」
「コンセントを抜く、ブレーカーを落とす、テレビを見ない、過充電をしない(23歳/大阪府在住)」
★その2~エアコンを切る
「保冷剤を大量に買い込み、エアコンを一切使用していない。
また、平日は一切テレビを付けていない(27歳/東京都在住)」
「エアコンの使用は一つの部屋にする。エアコンの温度をあげる。就寝時はエアコンのタイマーを活用する(24歳/和歌山県在住)」
「冷房は当然28度弱でタイマー設定にしている(25歳/千葉県在住)」
★その3~LED電球に変える
「LED電球にいくつか変えた(30歳/千葉県在住)」
「リビングの蛍光灯を4本中3本抜いて、照明カバーをはずす。ソーラーLEDを昼間に外で充電して夜補助電気として使う(26歳/埼玉県在住)」
中には、上の3つすべてやっている方もいらっしゃいました。
そのほかの節電方法としては、
「洗濯はまとめ洗い(26歳/東京都在住)」
「みんなで1つの部屋で過ごす時間を増やしている(24歳/神奈川県在住)」
「電力ピーク時間帯は、図書館や商業施設などで過ごす(27歳/千葉県在住)」
と合理的に、無駄を省いている方もいらっしゃいました。
ちなみに、3月の計画停電があった約4割の方(関東圏の割合)に「停電中困ったこと」を尋ねると、
「実家(埼玉県)に行く際、信号機が止まっているのは怖かった(25歳/東京都在住)」
「ろうそくの準備をすっかり忘れてしまっていた為、暗いまま過ごした(23歳/埼玉県在住)」
「冷蔵庫の中のものが溶けて困った(26歳/埼玉県在住)」
「停電だけでなく、断水もした(24歳/神奈川県在住)」
つまるところ、「電気が無いと何も出来ない事に改めて気が付いた(33歳/神奈川県在住)」という意見に集約されそうです。
今回募集したアンケートでは、グランプリ級のアイデアというよりも、日常のちょっとしたアイデアが多かったのですが、「ユニークな節電方法やってる」という方は、ほかで節電コンテストが開催されているようなので、応募してみてはいかがでしょうか?
(COBS ONLINE編集部)
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