【COBCOB世論調査】自分の故郷への認識が「間違っている!」と感じた瞬間
初対面の人に青森出身であることを明かすと、「実家はリンゴ農園なの?」なんて言われます。確かに青森はリンゴの名産地ですが、みんながリンゴで生計を立てているわけでは……。自分の故郷への認識が「間違っている!」と感じた瞬間について、COBS ONLINEのにアンケートしました。
調査期間:2011/8/30~2011/9/3
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数1,000件(ウェブログイン式)
今回のアンケートでは、全体の37%にあたる370人が、自分の故郷への誤解を感じたことがあると回答しました。いくつかエピソードをご紹介していきます。
■ドラマや映画の影響!?
「北海道出身だというと、なぜか『北の国から』のような暮らしをしていると思われる。たまにクマが出るんでしょ?とか……。そんなに未開の土地じゃないです!」 (北海道出身/30歳/女性)
「広島出身というだけで、街にヤクザとか多くて怖くない?とか言われます。
極道系映画のイメージだと思うんですけど、そんなに怖い人ばかりじゃないし」 (広島出身/23歳/女性)
ドラマや映画の舞台になっているからといって、必ずしもいいイメージが付くとは限らないようで……。
■一括りにしないで!
「東京は冷たい人が多いと言われるけど、みんながみんなそうじゃないです」 (東京出身/24歳/女性)
「神奈川県民が全員、浜っ子や湘南ボーイみたいにオシャレというわけではないです。まあ、今どき浜っ子や湘南ボーイという言葉もあんまり聞かないですが」(神奈川出身/31歳/男性)
普通に考えたら分かりそうなものなんですけどね……。
■そのイメージ、間違ってる!
「九州男児でも下戸はいます」 (福岡出身/25歳/男性)
「静岡出身というだけで、サッカーが上手だと思われる」 (静岡出身/34歳/男性)
「みんな、『なんでやねん』と手ぶりを付けて、ツッコミ入れてるわけじゃない」(大阪出身/27歳/女性)
その誤解に対して、ツッコミ入れたいくらいですよね。
■方言にインパクトがあるからって……
「みんながU字工事みたいになまっているわけじゃない!」(栃木出身/28歳/女性)
「語尾に『りゃー』をつけるとは限りません!」(愛知出身/29歳/女性)
そうです、方言は奥深いんです……!
■名産だからといって……
「毎日うどんを食べているわけではありません」(香川出身/28歳/女性)
「水道からポンジュースが出るわけない!」(愛媛出身/24歳/男性)
落ち着いて、考えて!と言いたいところですよね……。
あまりにも過剰な誤解は困りものですが、出身地トークで会話がふくらむことがあるのも事実。いちいち目くじらを立てていては疲れそうなので、たまには誤解されていることを楽しむような気持ちで出身地トークに望んでみるというのもいいんじゃないでしょうか。
(栗本千尋+プレスラボ)
【関連リンク】
【コラム】実家・故郷に気持ちよく帰省する方法
【コラム】ゼリーをフライに?地域限定のメジャー食品
【コラム】上京組に聞く「やっぱり故郷が一番!」と思う瞬間