【コブスくんのモテ男道!】覚えておきたいダイエットの基本。最初にすべきことは?
「やせたい」、「なんとかしなくちゃ」と、慌ててダイエットを始める方、案外多いのではないでしょうか。
食事を抜けば、やせることはできますが、肌の調子や顔色がすぐれなくなり、ハードな運動もエネルギー消費は高くても疲労感満載で長続きせず、あげくの果てにリバウンドしたということになりかねません。
そこで、今回は、 ピラティスインストラクターの小森先生に正しいダイエットの基本についてお教えします。
まず、ダイエットを成功させるためには、栄養、運動、休養の3大要素をいかに継続させるかにかかってきます。大事なのでもう一度言います。あくまで継続です。
1日や2日でやせるのは無理ですし、急激にやせても何一ついいことはありません。目安としては、1カ月1kgずつ減少するのが標準的でしょう。
また、ダイエットを継続するためには、スタート(自分の現状)とゴール(目標)の設定が大切になります。仕事でも何でもそうですが、向かうべきポイントや現状の立ち位置が分からないと効率的に進みません。
スタート(自分の現状)で知っておきたいのは、基礎中の基礎ですが、自分の体重と体脂肪率の2つ。測定するには、測定できる体重計があれば種類は問いません。最近では1万円くらいのものも売っています。
体脂肪率は、体内水分量と関係していて、朝・夜で結果が違う場合もあるので、どこかで測定するよりも、マイ体重計をそろえた方が無難かもしれません。
次は、ゴール(目標)の設定。体重のゴールとしてぜひ使いたいのは、BMI(Body Mass Index)。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で簡単に自分の標準値との乖離(かいり)をだすことができます。
ちなみに、標準値は22で、18.5未満を低体重、25以上を肥満と判定しています(日本肥満学会)。
また、体脂肪率のゴールですが、女性は30%、男性は25%以上の場合は、体脂肪を減らした方がよいとされています(適正値は年齢、性別により異なります)。
標準的な数値は男性14-23%、女性17-27%と言われております。ちなみに、ボクサーや陸上選手は10%くらいです。
どんなダイエット法でも自分の現状を知ると効率的にできますので、まずは、己を知ってから具体的に動いてみましょう。(文小森聡子)
●著書プロフィール
小森 聡子(こもりさとこ)ピラティスインストラクター
http://profile.allabout.co.jp/pf/satoko/
PilatesStudioKiraru 主宰。大学で生涯スポーツ科を専攻し、その後フィットネス業界へ進む。
ピラティスIR,健康運動指導士として、健康的なカラダとココロを身につけるためのサポートをしている。
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