【コブスくんの使えそうな仕事術】「不幸の手紙」に「紫色の鏡」 昔はやった迷信大全集
トイレの花子さん、ノストラダムスの大予言……。幼いころ、近所や学校ではやった「迷信」。思い返すと笑ってしまうような話でも、当時は本気にして怖がっていたり、学校で大騒ぎしたりしたものです。
そんな迷信とそれにまつわるエピソードを、読者の皆さんに教えていただきました。
調査期間:2011/10/18~2011/10/24
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)
■幼稚園バスがトンネルを抜けるまで叫び続ける
まずは幼稚園のころにあった迷信をご紹介。
「幼稚園バスがトンネルを抜けるまで息を止めるか、キャーと叫ばないと怖いことが起こる」(28歳/女性)というおっかなびっくりこわい系は、「本気で息を止めていた。そのうち叫ぶ系が主流になって、トンネル通過中は毎日大騒ぎ。なぜかティッシュを窓から捨てる子まで現れた」(同女性)とか。
大人からすると、なんでトンネルで叫ばないといけないのかって思うんですが、その時は必死ですよね。
ほかに多かったのは、「雷が鳴るとおへそを取られる」(24歳/男性)。この迷信、長く信じていた人では、「中学年ごろまで信じていた」(25歳/女性)とか。
「雷の仕組みを学習したときに大丈夫だとほっとした」(同女性)というコメントにも同感します。
■不幸の手紙を100人に
多くの迷信は、小学校のときにピークだった人が多いよう。低学年時の定番といえば、
「3番目のトイレには花子さんがいる」(22歳/女性)、「花子さんのせいでトイレに行けない子が増えたので、先生がトイレの入り口に立つようになった」(28歳/女性)と、花子さんは全国の学校のトイレによく現れたものでした。
「不幸の手紙が来たら3人に同じ内容で送らなければいけない」(27歳/女性)という迷信は、送らねばならない人数にばらつきがあり、「100人に本当に回した記憶がある」(29歳/男性)なんていう人も。でも、小学生でそれだけ友人がいたのがすごいですよね。
一方で、「不幸の手紙をもらったが、普通にゴミ箱に捨てたらみんなに感心された」(32歳/女性)というつわものも。
あとは、「霊きゅう車を見たら、親指を隠す」(24歳/男性)
「横断歩道を渡るとき、白いところばかり踏むといいことがある」(22歳/女性) 。横断歩道ネタは、
「横断歩道の白いところを歩くと不幸になる」(30歳/男性)という真逆の迷信も寄せられました。どちらが、主流なんでしょうか。
■鏡に関する迷信の数々
怖い系の迷信に出てくるキーワードには、「2時」や「鏡」などが多く、
「午前2時に鏡を見ると死ぬ」(26歳/男性)、「合わせ鏡で12枚目の顔が死に顔」(25歳/女性)、「深夜2時に三面鏡を合わせ鏡にして自分を映すと鏡の世界に取り込まれて帰れなくなる」(27歳/女性)というのは、今聞いてもちょっとゾクッとします。
さらに、
「紫の鏡の言葉を20歳まで覚えていると幸せになれない」(23歳/男性)は有名なようで、
「せっかく忘れていたのに、突然、『紫の鏡』と発する人がいて反感を買っていた」(31歳/男性) なんて、愉快なエピソードも。
■恋を実らせるために守った消しゴム
小学校高学年になるとはやり出すのが、恋ネタです。
「消しゴムに好きな人の名前を書くと付き合えるという迷信。
さらに他人に触られてはいけないので必死で消しゴムを守っていた」(25歳/女性)、「消しゴムに好きな人の名前を書いて、バレずに使い終えると両思いになれると言われ、クラス中で人に消しゴムを貸すのを嫌がってた」(27歳/女性)。淡い初恋の思い出とともに記憶している人も多いのではないでしょうか。
さらに、今も気になるのが、
「おひなさまを3月3日過ぎて出しているとお嫁にいけない」(27歳/女性)。でも、「高校まで信じていたけれど、3日を過ぎて出していた友達が高校の時に結婚したから信じなくなった」(同女性)と、現実を目の当たりにして信じなくなったそう。
そのほか、
「黒いナンバーの車を一日に3台見るといいことがある」(28歳/女性)、「ミサンガが切れると願いがかなう」(27歳/男性)、「食べてすぐ寝ると牛になる」(27歳/男性)、「胸の上に手を置いて寝ると怖い夢を見る」(25歳/女性)、耳にピアスの穴を開けたときに穴から白い物体が出ていて、それを引っ張って取ると失明する」(24歳/女性)など、言われてみればそんな迷信もありましたね。
こうして振り返ると、子供のころの思い出がよみがえってきます。アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。(蘭景×ユンブル)
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