【コブスくんの使えそうな仕事術】専門医に聞く。いびきの原因&予防法とは!?
一般的に、お酒や睡眠導入薬を飲むと、口内の筋肉がゆるみ、舌が後方(背側)に落ち込むために気道をふさいでしまう症状、舌根沈下(ぜっこんちんか)によって、いびきをかきやすくなります。
また、体重が増えると、おなか周りだけでなく、あごや首の周囲にも脂肪が多くつくでしょう。その脂肪によって気道が狭められていびきをかく、というケースも多くあります。さらに、舌が大きい、あごが小さいなど骨格が原因の場合もあります。
――脂肪が気道を狭めてふさいでいくとは……、あまり想像したくない現実です。
■いびきをいったん止めて、またかく人は要注意
――では、「このようないびきをかく人は要注意」という例を教えてください。
泉岡先生家族の中に、いびきが途中で止まり、しばらくたってまたかきだすという人はいませんか?これが、注目を集めている「睡眠時無呼吸症候群」です。ただし、いびきをかいているから睡眠時無呼吸症候群というわけではありません。
ですが、いびきの異常で睡眠時無呼吸症候群と気付く場合が多いのです。
特に肥満傾向の人に多いんです。太るとのどにも脂肪がつきやすく、それが睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。