【コブスくんのモテ男道!】その不調、もしかて低体温? 平熱が下がる原因と影響は?
今まで36.5℃くらいだった平熱が、最近、35~36℃に下がってしまいました。このまま放っておいても大丈夫なのでしょうか?
平熱が下がってから、病気ではないけど、なんとなく体調も悪いような……と訴える相談者さん。特にこれといった症状がなくても、そのままにしておくと、何かよくないことがあるんでしょうか?
体温とカラダの関係について、平田雅子先生(私のクリニック目白)に伺ってみました。
(以下、平田雅子先生)
実は、最近になって、低体温の人がとても増えているんです。
相談者さんの場合、これまでの平熱は36.5℃だったということだから、普段は免疫力や代謝が最も活発に働く、ベスト体温。
これが36℃になると、体はブルブルッと震えて熱を生産しようと頑張ります。ところが、35.5℃では、代謝機能低下、排せつ機能低下、自律神経症失調症の発症、アレルギー症の発症など体の機能が軒並み狂い始めてしまうんです。
さらに35℃ともなると、内臓機能は正常範囲で働くことができるけれど、ガン細胞が最も活発に増殖し始めます。
34℃は生存ギリギリ。33℃では凍死寸前の体温です。
ほんのわずかな体温の差が、人間の体に大きく影響するんです。