【コブスくんのモテ男道!】これを買っておけば間違いない王道ファッションアイテム
秋を飛び越して一気に冬という寒さですが、いかがお過ごしでしょうか?先日マイナビニュースの読者に「好きなファッションブランド」に関するアンケートを行ったところ、やはりというか、第1位はユニクロでした。理由としては、「安くて質がいい!」、「デザインがシンプル」などが多く見られました。確かにその通りですね。
さて今回は、このアイテムならこのブランド、いわば王道ブランドについて聞いてみました。お聞きしたのはマイナビニュースマガジン編集長(前『COBS』の編集長)でファッションにも造詣が深い和田さんです。
Q.王道ブランドって何でしょうか?
世間で一定の評価があって、ハズさないことかと思います。あと、ものがしっかりしていて、タイムレスという側面もありますね。つまり、費用対効果が高いということです。
例えば、エルメスのバーキンなどはシンボリックですが、100万以上してもへたれることなく代々継いでいくことができる。へたれたとしても、その経年変化に価値がある。まさに、王道ブランドですよね。
Q.ビジネススタイルでアイテムごとに王道といえるようなブランドをお聞きしたいと思います。まず、スーツはどうでしょうか?
スーツの場合、これが王道といえるブランドはないでしょう。
価格やスタイルの好みによって、王道は人それぞれですから。読者アンケートでは、ポール・スミスやTAKEO KIKUCHI、セレクトショップのユナイテッドアローズが人気ですね。
「大人っぽくて落ち着いている」のが理由。
このあたりのブランドと近い価格帯でいうなら、リチャード・ジェームスはどうでしょう。手ごろにサヴィル・ロウの雰囲気を味わえるブランドだと思いますが。
Q.ジャケットやパンツはどうでしょう?
ジャケットについては、スーツと同じことがいえると思います。ただ、セレクトショップオリジナルのジャケットは、英国とイタリアの仕立てがよく研究されているので、ハズさないと思います。
パンツはイタリアの専業メーカーがいいでしょう。インコテックス、PT01、GTAなどはもはや王道かと。今年はチノパンが大流行で、ジャケットとの相性は確かにいい。
カジュアルでは、ジーンズをはくこと人も多いかと思いますが、ヤコブコーエンを筆頭にイタリアのきれいめデニムが人気です。
個人的には、ジーンズにはやや武骨なところがあったほうが好みです。やはり、リーバイス501のヴィンテージが王道だと思います。
Q.靴は?
価格帯によりますね。既製かビスポーク(オーダーメイド)によっても。ただ、王道と言う意味からいえば、それは英国靴だということです。
イタリア人も英国の靴に憧憬があるようですから。チャーチ、クロケット&ジョーンズが7万円前後。高いか安いかは個人差があると思いますが、王道を手に入れるにはある程度投資が必要でしょう。
価格を度外視すれば、ジョン・ロブが真の王道。あと、英国ではないですが大人気のオールデンは私にとっても王道です。
ちなみに、下記URLからでも『マイナビニュースマガジン』編集長和田さんのファッションコラムが読めます。さらにディープにやっていますので、よろしければどうぞ。
http://www.buyma.com/contents/mens_style/cobs_wada/
和田知巳(わだ・ともみ)
1967年生まれ。慶應義塾大卒。92年毎日コミュニケーションズ入社。
デジタルカルチャー誌、PC書籍の編集に携わり、2011年より金遣いを学ぶ買い物実用誌『マイナビニュースマガジン』編集長に就任。
趣味は買い物。散財ばかりで老後が心配になり、今さらながら財形貯蓄を真剣に検討中。
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