【日本合コン党幹事・マグナム山田の「これさえすればフラレない方法108式」】女子は「デキそうな男」が大好き
前回の原稿で「男は女子に種付けすれば子孫が繁栄する。だから女子のカラダを感じるとクラッとくる」と書きました。同時に「女子は種付けが終わったあと(食べ物などがとれず、一時的に)庇護が必要な状態になる。だから子孫繁栄のためにも、男の優しさ、たくましさ、抱擁されている感じが好き」と書きました。
納得いきませんか?われわれが当然のものとしている本能にも、文化にも、ちゃんと理由があるんですね。
実は、モテるしぐさも、男女を巡る本能や文化を研究していくと、すんなり身に付くんですよ。例えば、女性は「ネクタイをゆるめるしぐさが好き」という子が多い。ベタですが、これはなぜか。
まず「男性は戦う生き物」と定義しましょう。子供の遊びだって、格闘ゲーム、草野球、草サッカー、鬼ごっこなど、勝つか負けるかの緊張感を持ったものばかり。女子たちがままごとをしたり、お人形さんで遊ぶのとは大違いです。
くしくも、これらの遊びは男女それぞれに与えられた役割と同じですね。男子はエサをゲットしてくる。大切な人を外敵から守る。好きな女性には優しいといったあたりが「役割」で「見せ場」。女子はきっと、子供をはぐくむ、優しく包む、料理が上手、といったことが「役割」、「見せ場」なわけです。
とすると、ネクタイをゆるめるしぐさには重要な意味がある。外でガシガシ働いてエサをゲットしてきた。しかし女子の前で「あー」とネクタイも気持ちもゆるめるということは、すなわち、その女子は敵でなく守る対象である、と示します。
というわけで、今月の党則です。
党則49「合コンにはなるべく戦闘的な服で行け」
党則50「戦闘的な服の着こなしを変え、くつろぎモードになれ」
党則51「○○ちゃんの前だとくつろげる、と言葉でもアピール」
党則52「男子の仕事自慢は(適度であれば)カッコイイ」
党則53「仕事の話は、景気よく!」
女子は戦闘的な服が好きです。戦う男はカッコイイ。男から見ても、例えば野球選手はユニフォーム姿が一番カッコいいですよね。
もちろん、同士諸君みんなが着られる戦闘服もありますよ。
実はスーツって元は「軍服」なんです。左胸にポケットがあるのは、鉄板を入れ心臓を守ったから。コートの肩の部分に付いているD型のリングは手りゅう弾をくくりつけたもの。ネクタイだって元は「剣」です。本物の剣は物騒。でも何もないと寂しい。だから紳士は剣の形をしたネクタイを身に付けたと言われています(異説あり)。だから女子はたいていスーツが好き。
ちょっと同意できる部分はありませんか?われわれ男も、最初にスーツを身につけた時、どこか誇らしく感じた。男の闘争本能を呼び覚ますものがあったからかもしれません。
だから、マグナムは合コンにはたいていスーツで行きます。スーツでなければ、ちょっとヤンキーくさい格好で行きます。ほか、ジムへ行き、髪はぬれたまま、服はジャージ、という格好でも行きます。カバンにはスポーツの道具。開口一番「夢中になっちゃって待ち合わせに遅れそうだったんだよ」なんて言えばちょっと強そうです。しかも、時には手に包帯をしていきます。
もちろんケガなんかしてません。でも包帯を巻いていれば「何で?」と聞いてもらえ、「いや、ジムで格闘技をやってるんだけど、ケガしたんだよね」などと言える。ますます強そうです。
当然、自慢にならない程度に仕事の話もします。そんな時の基本は「景気よく」。仕事を楽しんでいる感じ、歴戦の勇者であることが伝わる程度に話すんです。
そして、しばらくしたら戦闘モードをくつろぎモードに切り替える。「○○ちゃんとは気が合うね」などと言いながらネクタイを少しゆるめる。
ここが実は見せ場。女の子に「ドキッ」としてもらえたらこっちのものです。
こざかしい?
いえ、たった数時間で「この人、どこかステキかも」と思ってもらうためには、多少の「演出」は必要なんです。それが「合コン道」でもあるのでしょう。
(文/マグナム山田)
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