愛あるセレクトをしたいママのみかた

【エンタメCOBS】ダイエットにハードな運動は逆効果?

マイナビニュース

正月太り解消のため、激しい運動で一気にやせそう!と考えている人はいませんか?でも、やみくもにハードな運動をすることは、果たして効果的なのでしょうか?



効率的にダイエットするためには、どのように運動を取り入れるべきか、管理栄養士の平岡多佳子さんに聞いてみました。

運動で直接体脂肪を燃焼させたいと考えているなら、激しい運動は実は効果的な方法といえないかもしれません。

確かに、筋肉量を増やし、代謝を上げてやせやすい身体を作るためには運動は必須。

でも、効率よく脂肪を燃焼させるには、適度な運動強度(運動の激しさの度合い)で行うことが重要です。

なぜなら、運動で体脂肪を分解して筋肉を動かすためのエネルギーとするには、十分な酸素が必要だからです。

つまり、呼吸が乱れるような激しい運動をすると、細胞に十分な酸素を届けることができなくなってしまうため、脂肪を効率よく燃焼できなくなってしまうのです。

でもだからといって、運動強度が低い、ラクな運動も、体内に取り込まれる酸素の量が少ないため、脂肪を効率よく燃焼させることができません。

では、「適度な運動強度」とはどのくらいなのでしょうか。


適切な運動強度を知るためには、運動の強度に対応して上昇する「心拍数」を利用します。

運動をして「もうこれ以上がんばれない!」というときの心拍数を「最大心拍数」といいます。脂肪の燃焼に効果的だとされいているのは、最大心拍数の60~70%ぐらいとされています。

心拍数は心肺機能などにより個人差があるので、自分の「脂肪燃焼に効果的な心拍数」を知りたい場合は、下記の計算式を利用してください。

■心拍数の計算方法
1.最大心拍数を割り出します。これは(220-自分の年齢)を目安とします。

2.安静時の心拍数(1分間)を計ります。

3.1と2の数値がわかったら、次の計算式に当てはめて計算します。


(最大心拍数-安静時の心拍数)x0.6(60%)+安静時の心拍数

例えば、年齢20歳で、安静時の心拍数が70の人の場合、

220-20=200が最大心拍数として、

(200-70)×0.6+70=148

ということになります。

無駄な努力はせず、効率的に理想のボディを手に入れたいですね。(ビューティ&ダイエット編集部)

【関連リンク】
人には言えない女子の悩み相談【ビューティ&ダイエット】

妊娠中でも温泉に入って大丈夫?マリー先生の相談室

【コラム】あなたが経験した「学園恋愛」のベタエピソードを教えて!

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード