【コブスくんのモテ男道!】内科医に聞く。しゃっくり、ゲップの原因を検証!
人前では避けたいのに、急に出ることがある「しゃっくり」や「ゲップ」。やたら止まらないとか、マナー違反が気になることもあります。なぜ起こるのか、何の兆候なのか、また、瞬時に止める方法はあるのかなどについて、内科医で大阪府内科医会副会長・泉岡医院院長の泉岡利於(いずおか・としお)先生に、伺いました。
■頻繁にしゃっくりが出る場合は要注意
――子どもの頃はよくしゃっくりが出ましたが、大人になって減ったように思います。関係はあるのでしょうか。
泉岡先生しゃっくりは、肺の神経が刺激されて横隔膜がけいれんすることで起こります。一過性のものがほとんどで、明らかな原因がなくても起こりえます。
子どもがよくしゃっくりを起こすのは、横隔膜が未発達のためですが、大人になって頻繁にしゃっくりが出る、また長期間続く場合、何らかの病気が隠れているケースがあります。
例えば、肺にできた腫瘍(しゅよう)が肺の神経を刺激し、けいれんを起こしたためにしゃっくりが頻繁に出ていた、その腫瘍を調べてみると肺がんだった、ということもあります。
――しゃっくりを止める方法はありますか。
泉岡先生医学的に、すぐに止める明確な方法はありません。