【コブスくんのモテ男道!】専門医に聞く。鼻うがいの正しい方法
アレルギー性鼻炎である筆者が最近はまっているのは、「鼻うがい」です。大型のドラッグストアでは、市販の鼻うがい薬に「売れています!」とポップが貼(は)ってある人気ぶり。でも、その方法など詳細についてはあまり知られていないようです。
そこで、正しい情報を知るべく、耳鼻咽喉科専門医でとおやま耳鼻咽喉科院長の遠山祐司先生にお話をうかがいました。
■真水で鼻うがいをしてはいけない
――鼻うがいがどのようなものか教えてください。
遠山先生「鼻洗浄」とも呼びます。鼻から専用の洗浄剤や生理食塩水を注入して、ほこり、ウイルス、うみなどの汚れを取り除く方法です。
鼻の奥にあたる上咽頭(じょういんとう。
鼻の奥とのどの境界付近で、その少し前方の耳管咽頭口からは中耳とつながっています)まで洗うことができるので、鼻をかむよりすっきりとした感覚になります。
――アレルギー性鼻炎や花粉症など、鼻のトラブルの改善に効果はありますか。
遠山先生正しい方法で行えば、鼻のトラブルには有効でしょう。感染症などで鼻の奥にうみがあるときに、鼻うがいをしてから軽く鼻をかむとうみを除くこともできます。
――鼻うがいは、のどのうがいと同様に、食塩水を使うと有効なのですよね。