【コブスくんの使えそうな仕事術】特に新卒は要チェックの「オフィス用語」15選
■「ケツはどこ?」
「私のお尻はここにあります」という返答は不正解。
「ケツ=締め切り」、「どこ=いつ」
つまり、「締め切りはいつ?」なのだ。
ちなみに「ケツカッチン」とは、「締め切り時間が決まっていて、延長できないこと」を指す。
「カッチン」は、映画業界の「カチンコ」から来ているとか。
■「投げといて」
「先方にメール投げといて」、「FAX投げといて」などと使われる。
決してPC本体を投げたり、FAX機を投げつけるわけではない。
「送信する」の意味で使われるのだ。
■「ロジが詰まってないぞ」
「ロジ=ロジック、論理」、「詰める=とことん細かいところまで徹底する」の意である。
「論理的にしっかり考えきれていない」ということだ。
上司にプレゼンなどした際に、言われがち。
■「取り急ぎ」
「ひとまず急ぎで」の意味である。
相手をのことを思っているようで、「スピードを重視したから、何かモレがあるかもしれないけど・・・」という、ちょっとした言い訳も含んでいる。
■「お世話になっております」
取りあえずメールの一行目はこれで決まり!のあいさつ用語。
恐ろしいのは、初対面の相手からのメールや電話でも、言われてしまうのだ。
みんな、使いすぎでマヒ状態なのである。
初めての相手には「お世話になります」のほうが適切。
■ライン
工場の生産工程のように、人の配属の様子を「ライン」であらわすことがある。
「田中・大橋ラインにお願いしよう」など。
■NR
特に新卒は電話番をさせられがちだが、ホワイトボードで「山下部長大阪NR」など書かれている。
NR=No Return、直帰ということだ。
■一身上の都合で
退職時の理由として書かれることが多い。
これを見たら、「詳しく聞いてはいけない!」という暗黙の空気を感じ取ろう。
■にっぱち
業種にもよるが、1年を通じて「2月、8月は業績が落ちる」という言い伝えから。「いや~にっぱちだから仕方ないよね~」
という売り上げの悪い部署の言い訳に使えたりする。
■ごとうび
にっぱち同様、カレンダー用語。
5、10、15日など、5の倍数の日のことを指す。契約の締め切り日などの意味で使われる。そういった意味で、ビジネスの動きが活発化するため、渋滞などが起こりやすい。
■「ブレストしましょうか」
ブレスト=ブレインストーミング。
ミーティングなどの形式で、「とにかく自由な意見を出し合おう!」という意見交換を指す。
ちなみに、中国語では「頭脳暴風」と書くらしい。
■「今日のアジェンダは?」
留学経験のある女史から言われて、「ギクっ」としがちな一言。
「会議の議題は何?」という意味である。
■「リスケでお願いします」
リスケ=リ・スケジュール、つまり予定を組みなおすことを指す。
最初は、サスケかと思った。
■「コミットが足りない」
コミット=かかわること、転じて、約束することとしても使われる。
「コミットが足りない」とは、「目標が達成できていない、もっと頑張れ」の意味で使われる。
■「充実しております」
これは、上司に「最近仕事どう?」と聞かれた時に答えておこう。
「忙しいです」ではネガティブ、「暇です」では怒りを買う。
「充実しております!」がもっとも好感を呼ぶのだ。元気よく返答しよう!
■おわりに
いかがでしょうか。
ブルーになることもあるオフィスライフ。職場用語を覚えて、楽しむことも1つの方法ですね。参考にしてみてください!
(シュウ/ハウコレ)