くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】専門医に聞く。急増中の「ヘッドホン難聴」を防ぐには?』

2012年2月8日 17:00

【コブスくんのモテ男道!】専門医に聞く。急増中の「ヘッドホン難聴」を防ぐには?

その目安が後ろからきた自転車に気付くかどうかです。

ちなみにロックのコンサートやディスコの音は110~120デシベルで、120デシベルを超えると、人は不快になりうるさいと感じます。火薬類の爆発は140デシベルほどあり、衝撃が大きすぎて、耳の奥から耳全体が痛くなります。

■ヘッドホンで音楽を聴く時間はCD一枚程度に

――ヘッドホンを使うときに気をつけたほうがよいことを教えてください。

遠山先生「ヘッドホン難聴」を防ぐには、耳が疲れたなと思ったら休ませることが肝心です。さらに、聞く時間はCD一枚程度にとどめておくのが無難です。

また、ヘッドホンは耳にはめ込むタイプのものよりも、耳全体を覆う形の方が負担は少ないです。

あと、寝るときにヘッドホンで音楽を聴きながら眠る人がいますが、それは耳を疲れさせるので止めおきましょう。


――よく分かりました。ありがとうございました。

若くても耳を酷使しすぎて、難聴を引き起こすこともあるのは本当のようです。ヘッドホンで音楽を聴くときは音量や時間に十分に気をつけましょう。

監修:遠山祐司氏。耳鼻咽喉科・気管食道科専門医。医学博士。とおやま耳鼻咽喉科院長。

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