くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】内科医が答える。処方薬は市販薬より効く?』

【コブスくんのモテ男道!】内科医が答える。処方薬は市販薬より効く?

【コブスくんのモテ男道!】内科医が答える。処方薬は市販薬より効く?風邪薬や頭痛、腹痛、胃薬から肌あれ改善、ビタミン剤まで、ドラッグストアで手に取る薬はどんどん増えていきます。病院で処方される薬とは、何がどう違うのでしょうか。

知っているようで知らない、薬の効き目の疑問について、内科医で大阪府内科医会副会長・泉岡医院院長の泉岡利於(いずおか・としお)先生にうかがいました。

■処方薬のほうが成分が濃くて効き目が高い!?

世間ではよくこう言いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

「市販薬=一般用医薬品は、一つの薬にいろいろな成分が入った総合的な薬です。例えば、頭痛薬でも半分近くは胃薬が混ざっているなど、合併症や副作用が起こらないように安全な領域成分含有(がんゆう)量でつくられます。

対して処方薬は、それぞれの薬が一つの症状に効果があるようにつくられています。

頭痛薬は頭痛に対しての薬であり、胃薬は別に処方します。
副作用が起こらないよう、患者さん一人ひとりの症状や体質に応じて医師が処方していくことになります。

そのほかにもビタミン剤であれば、含まれる成分は同じだけれど、一般薬は副作用が起きないよう成分濃度が低いものもあります。

成分の含有量が多いほど、その症状に対して効き目は高いと言えますが、どの薬も、種類によって成分の含有量はさまざまです。

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