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【コブスくんのモテ男道!】トイレットペーパーの意外なトリビア

マイナビニュース
毎日何気なく使用しているトイレットペーパーですが、意外と個人の好みがあるところ。よそのお宅で「こういうのを使ってるんだ~」と思ったり、ほかの人のカラカラカラカラ…という音を聞いて「どれだけ使うの!?」とビックリしたり。

そこで今回は、トイレットペーパーの使い方や種類について、王子ネピアの広報担当者の方にお聞きしました。よろしくお願いいたします!

■トイレットペーパーのミシン目は商品によって異なる?

――そもそもトイレットペーパーって、正しい使い方はあるんでしょうか?使う長さとか……。

一般的には、一度に使うのは80~180cm程度と言われていますが、くしゃっとまるめて使う人、2つ折や3つ折にする人など使い方もいろいろですし、シングル、ダブル、フレシュパルプ100%製品、再生紙品などタイプによって様々なので、なんとも言えないですね。一度に多くの紙を流すとトイレが詰まりますので、その点は気をつけてください。

――では、カットするときの目安になるミシン目の間隔は、どう決まっているのでしょう?たまに、よそのトイレで違和感があるので、微妙に長さが違うみたいですよね。

業界での統一基準はありません。
一般的にフレッシュパルプ100%製品で228mm、再生紙品で150mmや300mmが多いようですが、この違いは、実は機械の設定によるものなんです。昔、アメリカから機会を導入したときの設定が機械メーカーによって違っていたためだと思われます。

――なるほど!では、製品ごと、あるいは製紙メーカーさんごとに違いがあるわけですね。

■シングルとダブル、その誕生の秘密とは

――トイレットペーパーの代表的な種類として、シングルとダブルの違いがあると思うのですが、どうして2種類あるのでしょう?

基本的に、紙は薄いほうが柔らかく、吸水性に優れ、トイレに流されたときにもほぐれやすくなっています。

しかし、薄いと強度がなくなってしまうので、薄い紙を重ねることで、丈夫で柔らかい紙にすることができます。一般的に、シングルよりダブルの方が柔らかいと言われています。2枚重ねのほかに、3枚重ね、4枚重ねという商品もありますよ。

――そういえば、ダブルは肌あたりが柔らかいかも。
リッチな気分になりますもんね。消費者には、どちらが人気ですか?

地域によって、シングルを好む地域とダブルを好む地域があるようです。一般的に、関東地区のほうがダブルを多く使用しているようです。

関東地区にトイレットペーパーを供給しているのは昔から静岡のメーカーが多かったのですが、この地域では、シングルよりダブルを多く生産していたようです。昔は再生紙商品の品質が悪かったため、薄く重ねるように工夫した結果だと思われます。

その商品を多く使用していた関東はダブルを使う習慣となり、その名残でダブルが多く売れると言われています。

ただ、ハッキリしたことは分からないので、もしかしたら消費者ニーズが多かった結果かもしれないのですが……。

――おもしろい!こんなところにも、関東・関西の文化の違いがあるんですね。
そのほか、最近の進化したトイレットペーパーで、おすすめの商品などあるでしょうか。

弊社商品ですと、天然由来スクワランを配合したネピア最高品質の「おしりセレブ」ですとか、新商品では桜色で桜の香りがついた商品などもご用意しています。

――うーん、すごい。そういえば最近は面白グッズみたいなトイレットペーパーを出している企業もあるし、さまざまですね。たまには普段使わないタイプを試してみると、新たな発見があるかもしれません。皆さん、ぜひ自分好みの商品・使い方を研究してみてください。

(文/島田彩子)

王子ネピア株式会社
1971年創立以来、「ネピア」ブランドのトイレットペーパー、ティッシュペーパーなどを製造・販売。現在、東日本大震災の被災地支援活動として、「nepia 東北地方被災地支援活動 ~支える人を支えよう!」を、2011年5月より継続中。
社員もボランティア活動に参加しているほか、本年度中のネピア全商品の売上の一部を使って、東北地方で被災者支援に取り組むNPO等の12団体に対し、公益社団法人日本フィランソロピー協会を通じて資金提供を行っている。

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