【コブスくんのモテ男道!】定番人気のダイエット食品、寒天でやせられる理由とは?
寒天の発明からでも約350年の歴史がありますが、乾物になる前のトコロテンも含めれば、奈良時代から食べられていた食品です。一時的なブームになっている食品とは違って、安心して食べることができます。
寒天がダイエットにいい理由は、食物繊維が豊富なこと。食物繊維は満腹感をもたらしてくれるだけでなく、整腸効果や糖吸収遅延効果、中性脂肪低下作用もあります。
■寒天は、2種類の食物繊維のいいトコどりができる!
――食物繊維が豊富な食材はほかにもあると思いますが、特に寒天がオススメなのはなぜですか?
ひとくちに「食物繊維」といっても、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」、大きく分けて2つの種類があります。
水に溶ける「水溶性食物繊維」は、食後の血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑えたりします。コンニャクイモに含まれるコンニャクマンナンなどはこちらです。
水に溶けない「不溶性食物繊維」は、分解・吸収されずに腸を通過するので、腸内の掃除をしてくれます。
野菜や豆類などが代表的な例です。
ところが寒天の食物繊維はちょっと珍しい性質をしていて、高温では溶けるが低温では水分を100倍も取り込みゲル化する(寒天1gで100gの水を取り込む)