ちなみに、アルコール分は胃から20%、小腸から70%吸収され、数分後には体内を駆け巡るわ。
アルコールは肝臓で代謝され、毒性のあるアセトアルデヒドを経て無毒な酢酸に分解され、その後、血液を通じて筋肉や脂肪細胞へと運ばれ、水と二酸化炭素にさらに分解された後、尿や汗、呼気として排出されるの。
アルコール分解力が弱まると、血液中に毒性のあるアセトアルデヒドが残留しやすくなるわ。これが悪酔いの原因。
悪酔いを防ぐためには、まずアルコールを飲む直前に何か少し食べておくことね。胃や小腸でのアルコール分の吸収を遅らせたり和らげたりできれば、少しでも悪酔い予防に効果的よ。
胃や小腸で消化に時間がかかるものと言えば、ビーフジャーキーなどの肉類、そして卵料理。甘い物好きなら、大きめのプリンもおすすめ。
また、肝臓機能にも注目してみると、肝臓でのアセトアルデヒドの分解を早めるものは、何と黒糖!!動物実験でも証明されているらしいわ。黒糖の粒をピルケースなどに入れて携帯しておくのもひとつの手ね。
とはいえ、生理中は味覚が鈍り、満足感を得られにくくなるみたい。その為、飲み過ぎ、食べ過ぎ傾向になりがちよ。この時期は、食事もお酒も少し控えめにしたほうが無難ね。
(ビューティ&ダイエット編集部)
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