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【コブスくんの使えそうな仕事術】不調を招く! 目の酷使が日常的になっていませんか?

マイナビニュース
スマートフォン・携帯電話、パソコンを使用する時間が、自然と増えていき、それ以外にもゲーム機で余暇を過ごす、という人もいるかと思います。

日々の生活の中で、いつのまにか目を酷使することが増えている状況に気づかないまま過ごしてしまい、体調不良を訴えるケースも少なくありません。

では、体調不良はどうして起こるのでしょうか?原因の一つは、目からくる交感神経と副交感神経のアンバランスさです。

例えば、電車などで遠くの景色に目をやりものを見た直後に、手元のスマートフォンに視点を合わせる際は、副交感神経(リラックスするときに優位になる神経)が働き、再び遠くを見る際は、交感神経(緊張させる神経)が働きます。

このように、副交感神経と交感神経をバランスよく使うことが、とても大切になります。つまり、パソコン作業が連日続き、近くばかり見ていると、副交感神経が働きすぎ、自律神経(副交感神経・交感神経)のバランスが乱れ、前述した目の不快な症状や肩こり、頭痛に悩まされることになります。

こうした不調を招かないために、自律神経のバランスを取る必要があるのですが、どうしたらよいでしょうか?その方法を下記に記します。

1.パソコン画面などを集中して見つづける場合は、50~60分以内に10分間くらいは、目を休めるようにしましょう。


2.また、30分以内に、1分程度でも良いので、目を休めると、パソコン作業を続けるうえでも、さらに効果的であるとも言われています。

3.パソコンの画面を見続けると目の筋肉が緊張をおこし、血行不良になりがちなので、目の疲労を強く感じる前に、ホットパックや蒸しタオルをまぶたに当てて(乗せて)温めるようにしましょう。温かい缶コーヒーなどを当てても良いです。このとき、いすの背もたれを倒して、全身の力が抜けると、なお良いです。

4.自律神経系の働きは、頭部から首、背中にかけての筋肉の緊張ともかかわりが深いです。首や背中の筋肉もほぐれるように、適度にストレッチやマッサージなどで、リラックスさせましょう。

5.目の不快感から、自律神経系のアンバランスを招くこともあります。メガネやコンタクトレンズが合っているかもチェックしてみましょう。
レンズの過矯正から、かえって目が疲労しやすくなっているケースがあります。また、下記野ような目の体操もオススメです。

■目の体操と首のリラックス法
1.目をギュッと閉じて、ぱっと開きます。3~5回繰り返します。
2.眼球を上下にゆっくり動かし、その後に左右に動かします。
3.眼球を右回し、左回しとゆっくりグルリと動かします。
4.目の体操に加え、後頭部・首の筋肉をほぐすとリラックス度UPが期待できます。
左右の手のひらを耳の後ろ(後頭部)に当て、5回ほど円を描くようにゆっくりと動かし、マッサージしましょう。
気持ちよい感覚が目安なので、おし過ぎないように要注意です。
5.そのまま、手を首の後ろへ移動させます。首の背骨を両手のひらではさむようにし、同様に円を描くようにマッサージします。上から下へ徐々にずらしながら、首の後面をほぐしていきましょう。

ぜひ、簡単なので、試してみてくださいね。

■著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)
オールアバウト肩こり・腰痛ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gp/51/
カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

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