【エンタメCOBS】あなたの仕事で知った雑学・身についたテクって?
調査期間:2012/2/7~2012/2/10
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 944件(ウェブログイン式)
■知ってびっくり?マメ知識
「飛行機の出発時間は飛び立つ時間ではなく、ブリッジが離れる時間」(25歳/女性/愛知県/航空関係)
「薬局でもらう薬の説明書は、いらないと言えば窓口負担が少し安くなる」(30歳/女性/大阪府/医療・福祉関係)
「アイスクリームには賞味期限がない」(29歳/男性/愛知県/食品製造)
「全然知られていない、ひそかな大金持ちが日本にはいっぱいいる。ボロアパートに住んでいて資産が10億以上とか……」(35歳/男性/大阪府/証券会社)
「服の販売をしていたころはなるべくマネキンに重ね着をさせ、より多くの商品を買ってもらうように指導を受けた。実際に、まとめ買いする方が増えた」(34歳/女性/群馬県/情報サービス業)
「コンビニのバイト時代、人は右から物を取りやすいから、右のほうに賞味期限が近い商品を置けと教えられた」(30歳/女性/静岡県/教育関連)
その仕事をしている人ならではの知識がたくさん寄せられましたが、店舗での陳列法などは、他業界の方にも参考になりそうですね。
■経験で学んだ顧客対応のコツ
「女性はおすすめにつられるので、頼んでほしいメニューを丁寧に説明する」(29歳/女性/静岡県/飲食業)
「電話を掛けてきて『おたくの会社は……』と言うお客さまはクセがある人が多いので注意」(32歳/女性/埼玉県/製造業)
「カップルに話しかけるときは、ヤキモチを焼かれるのを避けるため、できるだけ女性に話しかける」(28歳/女性/東京都/イベント施設スタッフ)
「優柔不断なお客さまには、『多くの方はこうしています』と話すと大体その通りにする。多数派の方が安心でき、後悔することも少ない」(32歳/女性/埼玉県/住宅リフォーム)
クレーム対応が上手になったという方も多数。
これは、業界というより職種の問題も大きいかもしれません。
■社会人として、かなり大事な世渡り術
「金融は事務量が相当あるので、事務職の女性を大事にしないと仕事が回らない…」(30歳/男性/東京都/金融業)
「旅行のお土産を渡すなど、製造ラインの人たちと日ごろからコミュニケーションを取っておく。無理なお願いもあるので必要」(25歳/男性/山梨県/メーカー)
「相手のミスを責めず、『ほかの人もよくやるんです』と言って配慮すると、すぐに改善してくれる」(23歳/女性/愛知県/金融業)
世渡り術はどの仕事でも必要ですが、その業界・その職場ならではの注意事項もたくさんあるようです。
■いつの間にかできるようになった驚きのテク
「製品のラベルばりをひたすらやっていたので、携帯の保護フィルムを上手にはれる」(32歳/男性/茨城県/製造業)
「左手で、かなりの速さで電卓が使える」(36歳/女性/岐阜県/会計事務所)
「普段グラム単位の細かい粉体を検査しているので、コンマ以下のグラムまで目分量で分かるようになった」(30歳/男性/東京都/精密機器製造業)
「正しい日本語が身についた」(26歳/女性/東京都/ホテル・サービス)
「お客さまの年収と年齢、業種で、他業界の動向を知ることができる」(22歳/女性/神奈川県/不動産マンション販売)
長年一つのことを極めると、誰でも何かの達人になるもの。正しい言葉遣いや電卓打ちなどは、転職をしても役に立ちそうですね。
ただし、中には、できないほうが良かったかも?ということも。
「外食のバイキングなどで、○○会社の冷凍食品だとかすぐ分かってしまう」(25歳/女性/北海道/栄養士)
そういうものだと分かっていても、ちょっとガッカリしてしまうかもしれません。
■こんなことお客さまに言えないけれど…
「空箱で店頭に出ているせきどめ薬には、実は麻薬性の成分が入っている。
大量に服用して悪用する人がいるため、こちらで対応できるよう、店頭には空箱で出ています」(25歳/女性/愛知県/薬剤師)
「化粧品の原価は価格の1割程度か、高くて2割。高い化粧品ほど利幅が大きいし、小数点以下の%しか成分が入っていなくても、それが主成分のようにうたっているものもある」(27歳/女性/愛知県/化粧品販売)
「運命だと思い込ませると、犬が売れる」(23歳/男性/千葉県/ペットショップ店員)
「輸出入の税関の申告をするので、普段売られているものの元の価格が分かる」(25歳/女性/愛知県/運輸業)
このほかにも、企業名や商品名などを具体的に書いてくださった方もいたのですが、さすがに載せられないだろうというものも…。
「記者も会社員なので、意外と自由に書けるわけではない」(29歳/女性/京都府/マスコミ)
ええ、まさしくその通りです…。
(文/島田彩子)