【コブスくんのモテ男道!】恋がかなう水、ハートの石……地元で有名な縁起物
全国的にはまだ有名ではないけれど、自分の故郷や住んでいる町に「○○をするといいことがある」と言われている縁起物はありませんか?アンケート調査を実施して伺いました。
調査期間:2012/02/10~2012/02/15
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 874件(ウェブログイン式)
■飲むとかなう「恋の水」
まずは「恋愛」に関する縁起物から見てみましょう。
「高牟(たかむ)神社(愛知県)の水を飲むと恋がかなう」(33歳/女性)
これは、名水で知られる同神社の「古井(こい)の水」を「恋の水」とかけて親しまれているものだとか。
「ミキモト真珠島(三重県鳥羽市)にハートの石があって、見つけると恋がかなう」(23歳/女性)
同市観光協会のホームページによると、この石はミキモト真珠島のソテツの植え込みを囲う縁石の一つだそうで、写真を見ると、見事なハート形をしています。数年前に海女(あま)さんが見つけて同僚に話したところ話題になったとのこと。
「ご利益のほどは一切不明ですが」と前置きしながらも、「ぜひこの石を探してみてください」とお勧めしています。
直径約53センチもあるハート型の石、心が温かくなりそうです。
「川越氷川神社(埼玉県川越市)で毎日配っている石。
恋のお守りで、よく効くとのこと」(24歳/女性)
同神社のホームページによると、境内の小石を持ち帰り大切にすると良縁に恵まれるという言い伝えがあるそうで、巫女(みこ)さんが一粒ずつ渡してくれるのだそう(1日20組まで)。
■うちわで頭をたたかれたらご利益がある
全国のお寺には、さまざまな願い事をかなえてくれるスポットがあるようで、
奈良県生駒(いこま)郡の朝護孫子(ちょうごそんし)寺には
「銭亀がまつられている。宝くじの祈願などにいいらしい」(28歳/女性)
同寺のホームページによると、全国唯一の銭亀善神をまつるお堂で、願掛けをすると金回りがよくなることから、宝くじなどを買う前に訪れる方が多いそうです。
「おびんずる様という仏像をなでると自分の病気が治る」(25歳/女性)
というのは、埼玉県川越市の蓮馨(れんけい)寺にある真っ赤ななで仏。
同寺のホームページによると、「参列者が直接その身体に触れるとその病気が治り、その御頭に触れると頭が良くなる」と言われているとか。
京都市にある鈴虫寺には、
「願い事を一つかなえてくれると言う幸福地蔵さんがいる」(27歳/女性)
日本でも珍しくわらじをはいたお地蔵さんが、自分のところまで歩いてきて救いの手を差し伸べてくれると言います。
お祭りでも縁起ものはあります。
「京都府、下鴨神社のみたらし祭りに行き、足つけ(池の中に素足で入る行事)を行うと、その年は風邪などをひかず元気で過ごせる」(44歳/女性)
「岡山県倉敷市にある阿智神社の素隠居(すいんきょ)祭り。
老人の面をかぶったすいんきょにうちわで頭をたたかれると、頭が良くなる」(21歳/女性)
と、ユーモアあふれるお祭り、近くに住んでいなくても参加してみたくなります。
■受験前に、「落ちそうで落ちない巨石」を拝む
神社仏閣以外にも、縁起ものはあります。
「大阪の通天閣にあるビリケンさん」(28歳/女性)
通天閣ホームページには、「ビリケン像は合格祈願、縁結びなど、福の神」と書いてありますが、地元では「足の裏を触ると幸せになると言われている」(同上女性)とか。
「神戸の異人館『旧中国領事館』には幸運を呼ぶ狛犬(こまいぬ)がある」(26歳/女性)
こちらは、狛犬の間を通るときに願い事をするのだそう。
こうしてみると全国各地、さまざまな縁起物がありますが、最後に印象深い、とっておきのスポットをお伝えしましょう。
「宮城県石巻市の釣石(つりいし)神社。落ちそうで落ちない石があり、受験のときにお参りに行く人が多い」(24歳/女性)
こちらの巨石は東日本大震災にも耐え、今でも静かに参拝者を見守っているそう。受験生でなくても、一度訪れて拝みたい石です。
皆さん、縁起がいい情報ご提供をありがとうございました。
(蘭景×ユンブル)