【コブスくんのモテ男道!】温泉ソムリエに聞く。「飲泉」の方法、効果とは?
温泉で、注ぎ口のお湯を手ですくって飲むおばあちゃんたち。「温泉は飲むと体にいいのよ」と教えてくれます。
どのような効果があるのでしょうか?それに、湯船にそそがれるお湯を飲んでも問題ないのでしょうか?
元オリンピック・ショートトラックスピードスケートの選手で、現在は温泉ソムリエやウォーキングキャスターとして活躍する勅使川原郁恵(てしがわら・いくえ)さんに、「飲泉」についてお話を伺いました。
■新鮮な源泉を1日約200~1000ミリリットル飲む
「飲泉は、その泉質によりますが、慢性便秘、肥満症、慢性消化器病、糖尿病、痛風、胆石病などに効果があります。薬効を直接体に取り入れることになるわけです。
温泉地では、炊飯や料理、お酒を割る水、お湯などに使われていることもあります。
温泉地に行って、『飲泉可能』という表示がある場合は、ぜひ味わってみてください」(勅使川原さん)
以下、勅使川原さん談です。
――どこの温泉でも飲めるのでしょうか。
「いいえ、温泉なら何でも飲んでいいということではありません。安全性が確かめられている飲泉所、源泉のお湯の湧き出し口、注ぎ口で飲用しましょう」
――効果をアップする、「飲むタイミング」