【コブスくんのモテ男道!】「朝の水飲みウォーキング」が便秘にいい理由
「便秘は万病の元。若いうちに解消しておくに限ります。改善には、腸のぜん動運動(後述)を促すことが大事ですが、それには、腹筋運動よりもウォーキングが有効です。あることが分かっています」と説明するのは、糖尿病専門医で『専門医が教える糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書)などの著書がある福田正博医師。
福田先生が勧める「便秘対策ウォーキング」について、お話をうかがいました。
■ウォーキングは腹筋を強化し、副交感神経に働きかける
福田先生は、便秘の種類と原因について、次のように解説します。
「便秘は大きく、『症候性』と『機能性』に分かれます。
症候性とは、がんなど炎症によって腸が狭くなったために起こるもので、機能性は、さらに、弛緩性とけいれん性に大別されます。
10代~30代に多いのは、この弛緩性のほうで、ウサギのフンのようなころころの便が特徴です。
腸管の壁は、締まったりゆるんだりとリズミカルに運動する『ぜん動運動』を行っています。
ですが、ストレス、大食い、飲み過ぎ、無理なダイエット、夜更かし、運動不足などがあるとぜん動運動が弱まり、便秘になるわけです」
便秘を解消、予防するには、腸のぜん動運動を活発にすればいいということでしょうか。