【コブスくんのモテ男道!】一回り年上の相手に好感を持たれる会話力
上司、顧客、面接官……と、ビジネスシーンでは10歳も、20歳も年上の相手と付き合う機会が増えます。家族の世代ではなく、学生時代にも接する機会が少なかった年代の人たちに対して、どのように振る舞うといいのでしょうか。ビジネスコミュニケーション講師の大嶋利佳さんにお話をうかがいました。
■適度に頼り、指導を仰ぐ
――一回り年上の人には、どのように接すればいいのでしょうか。
大嶋先生社会人としてキーパーソンになるのが、一回り年上の年代の人たちです。実は同様に、その方たちも、「一回り年下の世代に対してどのように振る舞おうか」と、難しく感じていることが多いのです。
仲良くしたいがなれなれしいのは気に障る……というのが、本音とも言えるでしょう。友人のようにではなく、また過度に敬う接し方も距離感を与えます。
親しみと敬意を両立させて接することが大切です。
――具体的には、どうすればいいのでしょうか。
大嶋先生敬意を払って褒めたり、お世辞を言ったりするにしても、評価や判定をするのは避けましょう。例えば、「○○さん、プレゼンうまいですね」と善意で褒めたつもりでも、生意気だと取られかねません。
ポイントは、評価をするのではなく、「○○さんのようになりたいです」