【エンタメCOBS】なで肩の人が肩こりになりやすい理由
長時間のパソコン作業や重たい荷物を運んだり、さまざまな原因で肩こりに悩む現代人は多いはず。マッサージ通いがかかせないというあなた、よくみてみるとなで肩ではありませんか?
肩こりによって生活に支障をきたす人まででている昨今、なで肩さんが肩こりになりやすいという情報をキャッチ!「私のクリニック目白」の平田雅子先生に真意のほどと、その理由を聞いてきました。
(以下、平田雅子先生)
なで肩の人は肩がこりやすいというのは本当のことよ。
肩こりの原因は、首周辺の筋肉の血液循環が悪くなり、酸素不足になることで、老廃物が蓄積され起こるのよ。
肩や首の周辺には、大小さまざまな筋肉があるけど、中でも首や肩から背中の上部にかけて広がる筋肉「僧帽筋(そうぼうきん)」が肩こりに最も深く関わっているの。
僧帽筋は、肩や首周辺の筋肉と共に頭を支えたり、左右合わせて10kgにもなる腕を支えるなど、日常生活でも酷使されるため、疲労がたまりやすい筋肉。
なで肩の人の場合、肩の傾きが大きいため、そうでない人に比べ、腕を上げ下げするのにも僧帽筋にかかる負担が大きくなるの。
このため、なで肩の人は僧帽筋に疲労が生じやすくなり、肩こりが起こりやすいというわけ。