【エンタメCOBS】これだけは知っておいて! スポーツ自転車を始めるイロハ
そこで今回は、「サイクルベース あさひ」の広報の方にお聞きした、自転車選びのコツや装備についてご紹介します。
■まずは押さえておくべき自転車の種類
ちょっとカッコイイ自転車が欲しいな~と思っても、種類が多すぎてよく分からないという人ことも。まずは、基本的な自転車の種類を教えていただきましょう。
「街乗り向きなのは『クロスバイク』で、ライトや泥よけなどがついているモデルもあります。オフロード向きで太いタイヤがついており、車体が丈夫なのが『マウンテンバイク』。
本格的なスポーツ車をお求めであれば『ロードバイク』になりますが、本体以外の装備はついていませんので、いろいろと装備をそろえる必要があります。
それぞれ用途が違いますので、どのようなシーンで使用されるか、店員にご相談いただくのが一番でしょう」(広報担当者)
乗りこなすための難易度も違ってきそうですし、主にどんなところを走るかでも違うのですね。自分のイメージで決めてしまわずに、一度、周囲の詳しい人やお店の方に相談するのが正解のようです。
■スポーツタイプの自転車を始めるなら?
スポーツタイプの自転車の場合、+αで用意しなくてはならないものが出てきます。
最低限必要なものは、鍵、ライト、ヘルメットなど。
鍵やライトは、完成車に付属している場合もありますが、ほとんどのスポーツ車には付属していないそうです。スポーツタイプの自転車は一般的なママチャリと比べて高価格で、安いものでも数万円以上しますから、しっかりした鍵を選んで盗難を防ぎたいですね。
ライトは当然必要として、やはりヘルメットも必需品。乗る頻度・距離が増えれば、事故に遭う可能性もゼロではありません。
安全には十分注意したいものです。
「それに加えてあると便利なものは、携帯用空気入れ、アレンキー(工具)、パンク修理セット、グローブです。特に通勤で使う方は、スーツ姿のまま乗るのでしたら皮靴でも滑りにくい樹脂付ペダルや、ズボンの裾(すそ)を巻き込まないチェーンカバー、もしくは裾バンドもそろえておいたほうが安全です。ほか、通勤カバンが入る大きさのカゴ、泥よけなどもあるといいですね」(広報担当者)
■この春人気のモデルを教えて!
せっかくなので、あさひさんの商品では、今どんなタイプが人気なのかも聞いてみました。
「ちょっとスポーツっぽい自転車に乗ってみたい……という方向けにおすすめしているのは、『プレシジョントレッキング』というタイプです。丈夫な作りで、裾汚れを防ぐチェーンケースやスタンド、ライトが標準装備。初めての方で、本体以外の装備を選ぶのが難しい場合は、こうした装備が充実したタイプをおすすめします。
自転車に慣れていて体力に自信のある方なら、もう少し上位のもので、『プレシジョンキャトル3』、『プレックロード』など。
『プレックロード』は、初めてロードバイクに乗る方からレースを楽しみたい方まで乗っていただけるタイプです。
ほか、スポーツタイプではありませんが、最近のトレンドとしては、『ラトゥールミキスト』というちょっとレトロテイストなかわいいデザインのものが女性に人気です」(広報担当者)
たくさんの種類やデザインから選ぶのも、自転車の楽しみ。スポーツタイプも、もっとゴツイものをイメージしていましたが、カラフルでかわいいものも出ているのですね。
「そうですね。
最後に、自転車は楽しい乗り物ですが、一歩間違うと自分や他者を傷つけてしまう可能性もあるものです。ルール、マナーを必ず守り、カッコよく、また気持ちよく走っていただければと思います」(広報担当者)
ありがとうございました。
昨年から、車道を走るようにとルールが変わったりもしていますもんね。どんな乗り物も、安全第一です!
(取材・文/島田彩子)
取材協力:株式会社あさひ
昭和24年創業。
日本最大の自転車専門チェーン「サイクルベース あさひ」を全国展開279の店舗数を誇る。豊富な品揃えと丁寧なメンテナンスや修理対応で、自転車愛好者の熱い支持を得ている。http://www.cb-asahi.co.jp/