【エンタメCOBS】社会人デビューしたときに後悔したことと、そこから挽回できた方法
思い返せば懐かしい。10数年前の新入社員時代の自分。独立する目標は叶ったものの、ずいぶんと遠回りをしてきました。あの日から今日までの長い時間をもっと有効活用できたのではないかなと思います。きっと私と同じようなことを思っている30代も多いのではないでしょうか。
本年度より新入社員になった人たちにむけて、そして10年後の自分のために「やっておけばよかったこと」をまとめてみます。ご参考になれば幸いです。それではどうぞ。
■社会人としての自分の目標をはっきりさせる
新しい環境に興奮し、我を忘れて所属する会社のために仕事を頑張るのも素敵です。
しかしそれは会社があなたにかけた魔法であり、その魔法はいつか解けます。自分が仕事を頑張る理由の中心に「会社」を設定することを、私はオススメいたしません。
あなたの意見が会社の方針と食い違ったときに、あなたのなかで会社に対する忠誠心が消え、頑張る理由そのものが消滅し、あなたの心に大きな空洞が生じます。まるで付き合っていた恋人に振られた直後のような虚無感の中であなた仕事に打ち込むことができるのでしょうか。
そうならないためにも、目標の中心に自分自身を置くことをオススメします。
偉そうなことを言ってますが、仕事を頑張る理由の中心に「会社」を置いていたのは私自身です。新卒の私は会社のために人生全てを捧げました。
デスマーチだろうがサビ残だろうがどんとこい!そんな意気込みで3年ほど仕事をしていたある日、ふと魔法が解けてしまいました。魔法が解けた原因は上司との対立が原因です。
理由はどうあれ、一度解けた魔法は二度とかかることはなく、モチベーションは下がったまま。いつしか転職を決意してしまいました。その会社で学ぶべきことはまだたくさんあったのに、転職するタイミングを完璧に間違えてしまったのです。
その後、転職を繰り返しました。大変もったいない時間の使い方をしたなと思っています。遠回りをしたものの、なんとか自分の目標である「独立すること」を達成できました。
もしあのとき、自分の働く理由などに少しでも「自分」が関わっていれば、その会社でもっとたくさんのことを学べ、独立まで・軌道に乗るまでの期間は短くなったのではないかなと思っています。グダグダと転職を繰り返した私が目標を達成できたシンプルな方法がコチラです。
■長期的な目標をたてる
私は20代のうちに60歳の自分の目標をたてました。そこから50代、40代、30代と目標を掘り下げました。私が実際に立てた目標の簡易版がコチラです。ご参考までにどうぞ。
【60代】
・孫をみる
・孫におもちゃを買ってあげる
・息子or娘から慕われる
・夫婦間仲良く過ごす
残念ながらまだ子供どころかパートナーさえも見つかっていませんが。自分が60歳を迎えた姿を想像して色々考えたのですが、最低限リタイアしていたいですね。
そのために50代ではどのような姿であるべきか。50代の目標を達成するためには40代はどのような姿であるべきか…。
このように目標を逆算する形で掘り下げました。掘り下げて掘り下げて掘り下げて、とにかく掘り下げることで見えてくる『自分の理想の30歳像』。この理想像はびっくりするくらいリアルです。
そしてそこまで明確に描けているならば、その理想像は必ず手に入ります。
ではどうやってその理想像を手に入れるかです。こちらも非常にシンプルです。
■毎日眺めるカレンダーに理想像を手に入れるためにやるべきことをたくさん書き込む
要はカレンダーに「やらなければいけないことリスト」をゴリゴリ書きこめばいいのです。私はトイレのカレンダーにゴリゴリ書き込みました。あなたが今書きこもうとしている『やらなければいけないこと』が、実際に正しいか間違っているかは関係ありません。書きこもうとしている時点でその『やらなければいけないこと』は正解です。思う存分書き込み、書き込んだことを実行していきましょう。
■後書き
大切なことはこの2つだけです。実際に行動しなくていいのかって?安心してください。
ゴリゴリ書きこむだけ書き込んだあとに実行しないほうが難しいです。
書き込んだことを実行できないタイプの人間は、そもそもカレンダーに書き込む段階まで進めません。さあ、重い腰をあげてペンを握ってみませんか。未来はあなたのペン1つで手に入ります。
(文/ゆっくりライフハック)