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【雑学キング!】心理学者に聞く! 友人からの誘いをうまく断るコツ

マイナビニュース
「今晩一緒にご飯行かない?」「週末に映画を見に行こうよ!」友人同士の間ではよく交わされる会話だと思います。こんな誘いを友人から受けたとき、どうしても断りたかったらどうしていますか?単純に予定があれば、予定があることをストレートに伝えるという人がほとんどでしょう。しかし、時には何となく気乗りしない、休日は一人で過ごしたい、といった場合もあるでしょう。また、予定があったとしても、何となく言いにくいなんてこともあるかも知れませんね。心理学者として活躍されているN先生に、こういった場面で相手を不快にさせないコツを聞いてみました。
・断る理由を準備しておく

誘いを断る際には、理由がはっきりしているか、そうでないかによって相手に与える印象が大きく変わってしまうそうです。「私たちの間にうそはいらない!」という程の大親友なら別ですが、ある程度距離のある友人なら真実を話さない方が良いケースもあるとのこと。本当は気乗りしないだけであっても、理由を作った方が相手に納得させやすいそうです。


・過去の日付だったら大丈夫だったのにと言う

友人からの誘いを断る際には、断ることによって自分が相手の誘いを嫌がっていると勘違いされることが不安ではないですか?特に何度か続けて誘いを断っている場合。たとえ本当に抜き差しならない事情が重なっていたとしても、嫌がっていると取られる可能性もあります。何度も断っているうちに誘われなくなる……、という事態は避けたいものです。

N先生によると、自分から別の日程を提示する方法で、「本当は誘いに乗りたい」という気持ちをアピールできるとのこと。そうすることで、少なくとも嫌だから断っていると思われることはなくなります。例えば、「先週の土曜日だったらすごく暇だったのに……。」といった具合です。この例は過去を引き合いに出していますが、未来についてでも良いそうです。「○○日に先延ばしできないかな?」と、具体的に提示することで、誘われてうれしいという気持ちが伝えられます。
こうした気遣いができてこそ、大人の付き合いと言えそうですね。

・対面とメールで2回謝る

面と向かって誘いを断ると、なんとなくぎこちない言い方しかできないという人もいるでしょう。そんな時にはメールを活用するのも一つの方法だそうです。心理学の考え方では、謝罪は何度も細かく行った方が効果的であるとのこと。そのため、面と向かって一度謝る、しばらくしてからメールで謝る、といった方法は非常に有効なのです。メールならゆっくり文章を考えられますので、口べたな人にとっても良い方法かも知れませんね。ただし、謝りすぎるのは逆効果。せっかく謝意が伝わっていたとしても、何度も繰り返すうちに申し訳ないという気持ちを伝えるどころか、かえって蒸し返してしまうことにもなりかねません。


友人同士だからといって、それに甘えて何でも正直に話せば良いというものではないようです。「親しき仲にも礼儀あり」と言いますが、友人との関係を大切にしたいなら、断り方にも気をつける必要があるでしょう。

(OFFICE-SASNGA森川ほしの)

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