【雑学キング!】健康オタクライターが提案。忙しくてもできるアイデア朝食
そんな人でも簡単にできる朝食メニューのアイデアを紹介しましょう。
そもそも、なぜ朝食を食べることが健康に良いとされているのでしょうか?まず朝食を摂(と)るということは、体を目覚めさせるという重要な役割を果たします。脳にエネルギーを送らなければ、自律神経が正常に機能しません。そのため体の働きが低下したまま、一日がスタートすることになりますね。
また、胃に食べ物が届くと、大腸も刺激を受けて活発に活動します。
そのため、朝食を抜いてしまうと排便の習慣にも悪い影響が出てしまうのです。排便習慣が乱れると、太りやすい体質になります。つまり、ダイエットのためにも朝食は重要だというわけです。
・朝食は簡単で良い
朝食は、健康維持のために必要な物だということはわかります。しかし、日々の疲れがたまってくると朝起きるのがつらいですよね?一分でも長く布団に入っていたい、でも朝食を食べないと一日を過ごすのがつらくてたまらない。こういった紛争自体が、日々のストレスにつながることもあるはずです。
それなら、「しっかり朝食を摂(と)らなくてはならない」という考え方をやめてみたらどうでしょう。要は体を目覚めさせ、体調を整えることが朝食の目的。
あまり難しく考えず、「ギリギリまで寝ていてもできる朝食」を考えた方が効率的だと思いませんか?ちょっとしたアイデアで簡単にできる、朝食メニューをぜひ試してみてください。
・前日の夕食を朝食のために取っておく
手抜きなようで実は、とても効率の良いアイデアです。例えば、夕食でスープを作ったとします。いつもならすべて食べてしまうところを、カップ一杯分残しておくんです。
翌朝はそのまま温めて食べられます。スープで物足りなければ小さめのパスタを入れる、といった工夫もできますね。また、前日の夕食がお肉料理だった場合。一切れだけとっておいて、翌朝パンに挟んでしまいましょう。
即席サンドイッチの完成です。この方法なら、夕食の食べ過ぎを防止する効果も期待できます。夕食の調理後に、ちょっとだけ朝食用に取り分けておく。たったこれだけで翌朝の朝食メニューが完成します。
・ゆで卵の塩漬け
朝食にはつきものというと、なんといっても卵料理。ただ自炊となると、朝からオムレツやゆで卵、目玉焼きに時間を割くくらいなら別のことを、となってしまいがち。そこで、殻をむけば食べられる、ゆで卵の塩漬けが便利なんです。作り方は簡単で、固めにゆでた卵を塩水に漬けておくだけ。
熱いうちに塩水に入れてください。丸一日程度置いておけば、ほんのり塩味のゆで卵ができます。冷蔵庫なら5日程度保存可能ですので、日曜日に準備しておけば平日の朝は安心です。
・ひと手間かけられる人には、意外と簡単なクレープがおすすめ
おやつのイメージが強いクレープですが、実は朝食にもぴったりなんです。小麦粉100グラムと砂糖10~20グラム程度に、溶き卵2個分、牛乳250cc、溶かしバター30グラムを加えながら混ぜます。生地の準備はたったこれだけ。
粉はふるった方がおいしくできます。卵や牛乳は一度に入れるとダマになりますので、少しずつ加えてください。
実は、クレープの生地は一晩ほど寝かせた方がおいしく仕上がるんです。前の晩に生地の準備をしておけば、翌朝は焼くだけ。後はチーズやハムなど、冷蔵庫にある食材をお好みでトッピングしましょう。
焼きたてならバターやマーガリンを塗って、そのまま食べてもおいしいですよ。前日に焼いておいてもOK。生地でチーズを包んで、レンジで温めて食べるとおいしいです。
いかがでしょうか?何だかできそうな気がしませんか?ぎりぎりまで寝ていても、こんな方法なら簡単に朝食が準備できます。とにかく忙しい朝でも、朝食はアイデア次第でできてしまうものなんです。
ぜひチャレンジしてみてください。
(OFFICE-SASNGA森川ほしの)