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【転職コブス君】第一印象は大切。でも、見た目で不採用ってあるの!?

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「人は見た目が9割」とは、最近ではよく耳にする言葉となりましたが、確かに外見から得る情報はかなり大きな比重を占めます。人間、見た目が良いに越したことはないと思いますが、やはり転職においても、見た目の良しあしは影響するのでしょうか。そこで、キャリアコンサルタントの坂本徳子さんにお話を聞いてみました。

――見た目とひとことに言ってしまいますが、容姿やセンスなども関係しますか?

「見た目といっても、外見ではなく、重要なのは基本的な服装や髪型などではないでしょうか。相手に対して不快な印象を与えない、清潔感が求められます。しかしいくら清潔でも、奇抜なものはあまり好まれません。髪型などは特に、職種によって微妙な特徴などがあるので、よく周りを見て、同調させることも時には重要です」

――服装はスーツが無難な気もしますが、ほかにも気を使わなければいけない部分があるんでしょうかでしょうか?

「スーツを着ていれば安心ということはありません。クリーニングにも出さず、ヨレヨレのスーツではだらしない印象を与えるだけです。
それに、サイズの合ってないものも頂けませんね。『親の形見だから…』なんていう理由もあるかもしれませんが、良い印象を与えるためには、ピシっとサイズの合ったスーツを着ましょう」

――そうなると、マナーの問題にもなってくると思いますが、例えば面接時、これは気を付けなければいけないという点などありますか?

「基本的なことですが、会社に入る時は、冬であれば必ずコートは脱いでください。マナー違反ですし、非常識な人間ととらえられてしまうでしょう。逆に、暑いからといって、スーツのジャケットを手に持つのはアウト。しっかりと着用して、会社に入るようにしてください。ネクタイの着用は、最近では義務付けられてはいないようです」

――マナーの問題で言えば、姿勢を正すことも重要だと思いますが、いかがですか?

「背中が曲がっていたり、姿勢が悪かったりすると、不健康なイメージを与えてしまいます。胸を張って、しっかりと真っすぐ前を向いている人は、自信があるように見え、好感が持てます。面接時の採用担当者は、そういった座る姿勢や、歩き方も見ているので、入室してから退出するまで、気を抜かないようにしましょう」

面接時に大事なのは、採用担当者に好印象を与えることです。
マナーを守ることや、姿勢を正すことは、急にできるものではありません。常日ごろ、気を付けながら生活し、自然にできるようにしておく必要がありそうですね。

(OFFICE-SANGA 川島光明)

監修:坂本徳子
パフォーマンスコンサルタント、CMCA認定キャリアカウンセラー、日本交流分析学会正会員。これまで多くの大手企業の新人研修やCAコンサルティング、学生のキャリアデザインなどを手掛けてきている。社会人としてのビジネスマナーなどにも詳しい。監修書籍として『「君、こんなことも知らんのか」と言われる前に読む本』(洋泉社)がある。

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