【コブスくんのモテ男道!】転職を天職に変える方法 ワーホリから着物ビジネスへの道
海外生活って、言葉の問題だけでも大変なのに、その場所で働くとなったらもっとしんどいのでは……。ちょっと待って!なかにはそうした生活を乗り越えて、天職をつかんだ人たちもたくさんいるのでは。
カナダでのワーホリを経て、現在は現地企業で働く傍ら、着物ビジネスを展開中の櫻井茜さん。彼女は、カナダのモントリオールにあるマネジメント会社で翻訳・通訳・英文事務の仕事に就いている。海外で働くことが、大学生時代からの夢だったそうだ。
大きな分岐点となった大学受験の失敗
「もともとは音楽の道へ進みたかった」という櫻井さん。音楽科のある大学への進学を希望したが、受験に失敗。結局「興味が合った程度」の英文科へ進むことになった。
彼女の英語人生は、ここから始まった。
「大学1年生の時に初めて海外(米国)に1カ月留学して、興味程度であっても自分はわりと英語ができると思っていたんです。でも、書くことはできても、どうしても話をする時に言葉が思うように出てこなかったんです。人生において2度目の挫折を味わったというか、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。仲良くしてくれた友達へお礼すら、まともに言えなかったんです。結局お手紙を書いてお礼を伝えたのですが、それじゃダメだ!と思って、帰国してすぐ英会話学校に通い始めました」