2012年5月4日 14:15
【雑学キング!】鍼灸(しんきゅう)師に聞く、睡眠の質を高めるためのコツ
体も頭もクタクタなはずなのに、いざベッドへ入ると眠れない……。しっかり睡眠をとっているのに、朝になっても疲れが残っている。こんな経験はないでしょうか?なにかとストレスの多い現代では、睡眠に関する悩みを抱えている人が、とても増えているようです。そこで、今回は現役鍼灸(しんきゅう)師として活躍しておられるOさんに、睡眠の質を高めるためのコツをお聞きしました。
■疲れが酷すぎると、睡眠の質は低下する
「眠りにつく直前まで、細かい作業をしたり、頭を使ったりしていると、なかなか寝つくことができなくなってしまいます。
また、疲れがとてもひどいときなども、寝つきが悪くなります。こういったとき、脳や神経が興奮状態にありますので、それを静めなくては、良い眠りにつけないのです。」(Oさん)
ある程度の疲れをとってから、ベッドに入ることが大切なようです。簡単に興奮を静められる方法を、Oさんに教えていただきました。
■安眠のためのマッサージその1
「まず、手の中指で鼻の付け根の両脇を押さえます。両手の中指で、左右のポイントを一度に押さえても構いません。上に向かって中指で押し上げると、まゆ毛の下あたりにある骨にぶつかるはずです。