【エンタメCOBS】わたしは大丈夫なの?病院で危機一髪だった話
調査期間:2012/1/25~2012/2/3
アンケート対象:マイナビニュース会員
有効回答数 946件(ウェブログイン式)
上記の質問に、「はい」と答えた方がなんと110人! 12.5%の人が「この治療は危ないかも」と思ったことがあるのです。
10人にひとり以上は「あれっ!」と思うってことなので、これは結構な確率ではないでしょうか。笑いごとじゃないですね。
どういう経験が多いかといいますと……、
■私の血管はものすごく細い。救急病院に運ばれて点滴を入れるとき、最初に失敗されて、結局3人の看護士に代わって11回目にやっと成功。おなかが痛い方より点滴の針の痛みがすごかった(福岡県/女性・25歳)
このような採血時の不手際が多かったです。いわく、何回も刺す、血管を見つけられないなどであります。
血液検査を受ける人は多いので、その際の不手際は目立つのでしょう。点滴も受ける人が多いので回答が多かったです。10例ありました。血液検査と同じで、血管にうまく針を刺せないがほとんどなんですが、中には、
■点滴が内部で外れて腕が腫れてぶよぶよしたこと(愛知県/女性・32歳)
患者の取り違えによるミスというもしっかりあるようでして、
■たまたま同じ名字の患者がいて処方された薬が逆だった(東京都/女性・28歳)
■点滴のパックに記載されている名前が他人名義だった。すぐに看護師や医師を呼んで事なきを得たが、この病院はアブナイと思い治療の継続を断り二度と行っていません(東京都 女性・47歳)
危機一髪です。大丈夫なのか? というお医者さん本人に関する疑問符もあります。
■3カ月もしないで痛みはおさまると言われたが、痛みがおさまらない(東京都/男性・26歳)
どういういい加減さなのでしょうか。
■ずっと歯医者に通っていたのにその間に深く大きい虫歯ができてしまった。
気づいてもらえなかったなんてありえない(神奈川県 女性・27歳)
ちゃんと患者を診ていない例ですが、ほかにもこういうものが、
■ねんざで行った個人の病院。3日後に再度、来てくださいと言われ、行ったら「だいぶ良くなりましたね」とねんざをしていない方の足を触ってきた(東京都/男性・32歳)
違う足を触ってるのがスゴイです。カルテをちゃんと見てるんでしょうか。
■胃痛の時は、どんなに深刻に訴えても「食べ過ぎ」としか診断してくれなかったことがあます(神奈川県 女性・26歳)
痛いのは自分にしかわからないものですが、お医者さんはそれが職業なんですから親身に患者に接してほしいものです。
お医者さんは不用意な言葉を発するべきではありません。患者が不安になりますからいつも経験に裏打ちされた自信を前面に出してほしいものです。
■親知らずの抜歯手術中に、「あ、やっちまったなぁ……」とつぶやいた医者がいて、「何をしたんだ!?」って思ったことがある。当然私にはなにをしたのかは見えない(愛知県/女性・29歳)
■胸の横側に腫れ物ができたとき、診察した医者が、「複乳……?」とつぶやいてたこと。
すごく不安になったけど、結局普通の腫れ物だった(広島県/女性・26歳)
これも不用意なひと言です。判断がつかないのであれば発声すべきではありませんね。根掘り葉掘り聞きたくなりますから。
■入院させられた揚げ句5分の検査で終了。しかも検査中「よくわからん……」と呟かれた。大丈夫と言われても信用しづらかった(大阪府/女性・30歳)
その人はイイ人で、正直なのかもしれませんが「よくわからん」はダメですね。黙っていても怖いという例もあります。
■手術中に手を握っていてくれた看護士さんの手が震えていた……(大阪府/女性・28歳)
逆効果ですね(笑)。
いや笑いごとではないのですが。
特に腕のいい先生を知っている場合には、その人に診てほしいものです。それがかなわない時にトラブルが起きるものです。
ほかにも、
■仕事中に手の甲(こう)をかなり深く切ってしまい病院に行ったが、診察した先生にキズを適当にホチキスで止められた。次の日再度同じ病院に行き、その日の当番医の別の先生に見てもらったら「これ、だれが処置したの?」と言われた(滋賀県/女性・33歳)
ホチキスで止めるというのは医療的に正しいことなのでしょうか。このあとどうなったのかが気になるところです。
「大丈夫かなー」と不安に思いながら、されるままになっていたら--やっぱりダメじゃん! という深刻なお話もありまして。
■親が40度近い熱がなかなか下がらなくて、別なところに行ったら肺炎だった。
こえーよ(大阪府/女性・30歳)
親御さんが無事で良かったですが。これも危なかった話です。
やはり、治療に疑問を感じたらその場で声を上げることが大事だと思われます。月並みですが「自分の健康は自分で守る」と。
(谷門太@dcp)