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【エンタメCOBS】選びかたに注意! 足のサポートアイテム

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【エンタメCOBS】選びかたに注意! 足のサポートアイテム
腰痛やひざの痛みといった症状に加え、足の痛みも多い訴えのひとつです。足の痛みにもさまざまなものがあり、年齢問わず足の痛みにかかわる不調に悩まされている人が少なくありません。


特に足をけがしたわけでもないのに、心当たりもなく足の痛みを発症するケースがあります。足の痛みがある、というと、つい足だけに注目しがちですが、心当たりがないケースでは、体の重心のバランスが乱れることにより、体重のかかる部位にも変化がみられ、特定部位に負担がかかり続けた結果であることがあります。

普段は意識をすることがほとんどないかと思いますが、足にもアーチ(カーブ)が存在します。足の裏側を見ると、縦方向と横方向へアーチがあり、しっかりと安定して立ち、歩行するためには重要なものであるとされています。

しかし、姿勢の変化などにより、重心のバランスが乱れたり、運動不足や靴の影響で、足の指を使う機会が減少したりすることで、この足のアーチも変化し、自覚症状の有無にかかわらず、足の安定性が失われている可能性もあります。

重心のバランスが乱れているかどうか、日常生活の中でわかりやすい足のチェックポイントは、足の裏やカカト、指といった目で確認しやすい部分になります。
例えば、足の裏を見た時に、指の付け根付近の皮膚の変化に気づくことがあります。一部分だけ皮膚が分厚くなっていたり、手で押さえてみると、硬く痛みを感じたりする人も。

■日ごろチェックしやすいポイント
・足の裏の皮膚が分厚くなっているか(タコや魚の目がある)
・足の指(靴のあたる部位)が赤くなっていたり、皮膚が硬くなっているか
・足の指が変形しているか
・足を触ってみると、冷たい部位があったり、左右で温かさに違いがあったりするか
・アキレス腱の部分をつまんでみると痛みがあるか
・土踏まず部分のカーブの左右差が大きいか

これらのような状態がみられたり、実際に靴が足に当たって痛い部位があるときなど、パッドを使用したり、靴の中敷きを替えたりなど、対処をすることがあると思います。

そうすることで、手っ取り早く痛みはなくなると思われがちですが、選び方を間違えると、かえって足への負荷が増えたり、重心のバランスがさらに乱れたりしてしまうことがあります。

結果、痛みの増加や、脚のだるさ、ひざの痛み、腰痛など、ほかに症状を招くこともつながる恐れがあります。土踏まずをサポートするようにパッドを入れたり、靴の中敷きを替えたりする際に、そのアイテムの用途や形状だけを見て購入してしまうと、使用した際に、靴の中が窮屈になってしまったり、足を地面に着いた時の左右差が大きくなったりする場合があります。

「慣れれば大丈夫かな」と連日使用していると、筋肉や関節への負担が大きくなることも。購入する際は、専門家に相談するなど、アドバイスを受けたり、調整してもらうなどして、足の状態に合うものを選べることが理想的です。


(文檜垣暁子)

■著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)
オールアバウト肩こり・腰痛ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gp/51/
カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

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