【コブスくんのモテ男道!】内科医に聞く。低体温は万病のもと?
基礎代謝とは、人が動かずにじっとしていても、呼吸や内臓の動き、体温を保つことなどに消費するエネルギーのことです。
エネルギーの大部分は、筋肉によって消費されます。そのため、同じ体重でも脂肪が少なく、筋肉量が多い人の方が基礎代謝は高くなり、消費するエネルギー量も多くなります。
ですので、運動不足による筋肉量の低下、偏食やダイエットで筋肉のもととなるタンパク質の摂取不足の場合、基礎代謝が低下し、低体温となりやすいでしょう。
特に、筋肉の中で大きな割合を占める、太ももの前と後ろの両側、胸、背中の4カ所の筋肉があまりついていない、でもお腹はぽっこりという方は、基礎代謝の低下が考えられます。
■体がだるい、しんどい、風邪をひきやすい
――低体温が原因で起こりうる症状について教えてください。
泉岡先生基礎代謝の低下は、自己免疫機能の低下や循環の悪化につながります。ですので、体がだるい、しんどい、寒い、風邪をひきやすい、太りやすくやせにくいなど、さまざまな症状につながります。
――低体温かもしれないと思ったときは、どのようにすればいいですか。
泉岡先生基礎代謝を高めると、体温も上がりやすくなります。