海外ではおバカなゲームがめじろ押しです。バグ、予算不足、プロデューサーの勘違いなど、さまざまな理由によって「なぜこんなことになってるの!?」と絶叫したくなるゲームが生まれます。おバカなゲーム、バカゲーの世界、その一端をご紹介しましょう!
今回は、とにかく日本がめちゃくちゃにされているバカゲー3本をご紹介します。
■翻訳がぐだぐだ
『Mob Ties Tokyo』(発売:E.V.E/発売年:2009年)
ヤクザの抗争をテーマにしたFPS(一人称視点のシューティングゲームのこと)。タイトルにもあるように、ゲームの舞台は東京。プレーヤーは暗殺者である主人公を操り、依頼を遂行するのが目的だ。タイトル画面は一見フツーと思いきや、ボタンをよく見てみると……。「献立表 GAME MENU」という表記です。
献立表!? さらにほかのボタンを見てみると……。
「新たに NEW GAME」
「出発する LOAD GAME」
「出て EXIT GAME」
なんだこりゃ!? 一体誰が翻訳をしたのか(笑)。
とにかく、日本語に半可通の人が適当に訳したとしか思えない表記です。例えば、背景画の得体のしれない機械に書いてる文字が……「肝閉消」。