【コブスくんのモテ男道!】食中毒に注意! 手作り弁当で気をつけることとは
汚れた床は、塩素系漂白剤を含ませた布で覆い、しばらく放置して消毒をしましょう。
また、片付けが終わったら、忘れずに手洗いとうがいをしましょう。
――実際に食中毒の症状が出た場合、どう対処すればよいでしょうか。
泉岡先生もし、自力で水分がとれないようであれば、すみやかに受診して点滴をうけるようにしてください。
食中毒の症状で一番心配なことは、大量の水分が奪われて脱水症状を起こしてしまうことです。スポーツドリンクのようなイオンを含む水をしっかり飲んで、水分補給をしてください。
食中毒の場合は、絶食することが基本です。無理に食事をして余計に吐いてしまい、さらに脱水症状を引き起こす恐れもあります。
2~3日食事を取ることができなくても心配はありませんから、水分補給を忘れず行ってください。
手と食材を洗う、調理には十分に加熱するという意識を高め、自分のため、また誰かのためにつくるお弁当は、安全かつ安心できるものでありたいです。
監修:泉岡利於氏。医学博士。内科医、大阪府内科医会副会長。医療法人宏久会泉岡医院院長。
泉岡医院大阪市都島区東野田町5-5-8JR/京阪電鉄京橋駅中央出口から徒歩7分TEL:06-6922-0890http://www.izuoka.com/
(岩田なつき/ユンブル)