【コブスくんのモテ男道!】専門医が教える。果物はスイーツよりカロリーが低い?
「ダイエットがしたいのに、甘いものがやめられない。果物なら、ケーキやスナック菓子よりはよさそう……」。そんな印象がありますが、本当のところはどうなのでしょうか。
糖尿病専門医で、日々クリニックの現場で食事指導を行っている福田正博(ふくだ・まさひろ)先生にお話を伺いました。
■果物のカロリーは、スイーツの半分以下
果物とスイーツのカロリーの差について、福田先生はこう説明します。
「ケーキやスナック菓子などのスイーツは、油脂を使用しているものがほとんどです。それゆえに、少量でもカロリーが高くなります。
果物は食物繊維や水分をたくさん含んでいるので、スイーツと同じ重量を食べたとしても、カロリー摂取量は低くなります。
例えば、バナナ1本(120グラムとして)は約100キロカロリーですが、イチゴのショートケーキ120グラムなら、約300キロカロリーになります」
それはかなりの差です。では、果物とスイーツに含まれる糖分、甘味そのものの質はどう違うのでしょうか。果物は自然の産物なので、糖分の質も良いように思います。
「スイーツの甘みの原材料は、さとうきびやさとうだいこん、じゃがいも、さつまいもなどの植物からできていますので、甘みの質は果物とほぼ同じです」