【コブスくんのドキドキ企業訪問】実録! コールセンターで経験した、お客さまとのヒミツのお話
僕は20代前半のころから、あしかけ10年ほどコールセンターで働いていました。商品やサービスに関する質問からクレームまで、お客さまとの会話の内容は多岐にわたります。実は、その会話の中で「お嫁さん(お婿さん)を紹介されそうになった」という人は、けっこう多いのです。僕も紹介されたことがありました。今回は、実際にかかってきた、ヒミツのお話について語ります。
■まるで結婚相談所?
これは珍しい話ではありません。親身になって話を聞いてあげたり、本来であれば対応できないレベルの案件をクリアしてあげたりしたときには、「そういえばあなた彼女いないの?何歳?うちの孫のお婿さんに来ない?」なんて話に発展してしまいがち。とくに、年配の女性に多かったですね。
某ライフライン会社のコールセンターで一緒に働いていたSさん(女性)は、もともとの声が整っていて、笑顔の声が素晴らしい。それがきっとお客さまにも伝わっていたのでしょう。多いときには1日で3件くらい、お婿さんをあっせんされていました。ちゃんと彼氏がいたのですけどね、Sさん。だからいつも苦笑いでした。
もちろん、声では未婚・既婚はわかりませんから、既にだんなさんがいたNさんも、時折そのような話になってしまうことも。