【転職コブス君】面接官に「いいね!」と思われるためのヒント
転職活動において、決して避けては通れない面接。緊張のあまり本領発揮できず、後悔の念にかられた経験のある方も少なくないでしょう。そこで今回は、元「週刊ビーイング」編集長で、朝日新聞の土曜日版「be」にて「はたらく気持ち」を連載中の田中和彦さんに、面接官に「いいね!」と思われるためのヒントについてうかがいました。転職活動中のみなさん、必読ですよ!
ありのままの自分をさらせ!
「デキる人間に見せようと、立派な言葉を一生懸命に並べる人がよくいますが、ほとんど抽象論なので、全然心に響いてこないんです。『御社の企業理念に深く共感し、私の技術と知識を御社で生かしたく……』なんて、模範解答みたいな志望動機を語っても、『ふ~ん』としか思われません(笑)。多少たどたどしくても、自分の言葉で語りましょう。
何より大事なのは、『面接官に興味を持ってもらうこと』。そこで効果的なのは、あなたならではのエピソードを語ることです。
面接官が思わず身を乗り出して『ふんふん、それで?』と聞きたくなるような話です。さらに具体的な数字を盛り込むとベター。社会人なら、自分が扱ってきた商品や、担当している顧客のことなど。学生なら、卒論のテーマやサークル活動、また、アルバイトでの経験などについて、『へぇ~』と思わせるネタを用意しておくと良いでしょう」