2012年7月22日 11:40
【エンタメCOBS】ウオーキングシューズでひざの関節炎が悪化する!?
手軽にできて、身体に負担もかからないため、初心者のスポーツとして人気のウオーキング。そのシューズ選びには、少々注意が必要なようです。
これまで足に優しいとされていたウオーキングシューズ。なんと炎症のあるひざを悪化させる可能性があることがわかったのです。
足を快適にする目的で開発された靴だけに、誰もひざの炎症との関係性なんて予想もしなかったのですが、とある研究結果が発表されました。
変形性膝関節炎を研究しているドクターが、さまざまなケースのひざ荷重を測定したところ、意外な結果が。
はだしの時、足を固定するウオーキングシューズを履いた時、フラットで柔らかいウオーキングシューズを履いた時、かかとの無いサンダルを履いた時など、いろいろなパターンを測定した結果、衝撃吸収剤を使ったウオーキングシューズのほうが、はだしの時よりもひざ荷重の値が高いことが判明したのです。
つまり、研究結果では、膝関節炎を患っている人にははだしが一番よく、靴を履くなら、底がフラットで柔らかなウオーキングシューズを履きましょう、ということのよう。
ひざの関節炎は、男性よりも女性の方が約2倍も多い疾患です。
ひざの軟骨がすり減って痛みが起こると言われていますが、詳しい原因はまだわかっていないのが現状です。