の場合、学習塾・家庭教師費を支出している世帯は全体の44%、支出者の平均額は年間7万3千円。一方「世帯年収1000万円以上」になると、学習塾・家庭教師費を支出している率は78%、支出者の平均額は年間21万9千円にも上ります。
同様に公立中学校のケースでは世帯年収400万円未満の場合、支出率が76%、平均額が20万1千円であるのに対し、1000万円以上の世帯では支出率91%、平均額は31万2千円となっています。
収入によって学習塾や家庭教師費を支出する割合が変動するだけでなく、その額にも差が生じているようです。
■受験をする場合はどれぐらいかかるの
しかしあくまでもこれらは平均値。単なる補習塾でなく受験目的の進学塾に通えば、この平均値をはるかに上回るほどの費用がかかります。
例えば中学受験対策を行う大手進学塾でかかる費用の目安は、月謝、テスト代、春・夏・冬の特別講習費を含めると、小学4年生で約40万円~50万円、小学5年生で約60万円~70万円、小学6年生で約90万円~100万円ほど。また高校受験の対策を行う進学塾では、中学1年生で約40万円~50万円、中学2年生で50万円~60万円、中学3年生で70万円~100万円ほど。