【コブスくんのモテ男道!】嫌われているかもと不安に思ったときの対処法とは
程度の差こそあれ、同僚に、上司に、恋人に、家族に、「自分は嫌われているのではないか……」とふと不安に感じたとき、どう考えればいいのでしょうか。
心身医学専門医で心療内科医の野崎京子先生にお話を伺いました。
■「認められたい」という思いの裏返し
「あの人は私が嫌いなのでは?と思ったときは、その思いにとらわれる前に、まず、『果たして、本当に嫌われているのだろうか』と自問してください」と野崎先生は話します。
「本当に嫌われているかどうかは相手に聞いてみないと分かりませんし、聞いたところで分からないかもしれません。不安の原因は相手の思惑にあるのではなく、自分の心の持ちようにあります」(野崎先生)
それを認識したら、
「次に、『なぜ嫌われていると感じるのだろう?』と自問しましょう」と野崎先生は続けます。
「相手に対して、『認められたい』、『ほめられたい』、『好かれたい』、『怒られたくない』、『否定されたくない』、『私はあなたにこうしているのだから、あなたもこう返してほしい』などという気持ちがありませんか。
でも自分に自信がない場合、相手が積極的に好意を示してくれないがために、あるいは相手のちょっとしたしぐさ、態度だけを見て、『ああ、嫌われているかも』と思ってしまうのかもしれません。