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【エンタメCOBS】美白男子の一歩先をいく「日傘男子」になろう!

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【エンタメCOBS】美白男子の一歩先をいく「日傘男子」になろう!
男性も美容に意識を向けるようになった近年。化粧品で美白をしている「美白男子」も増えてきたようです。そして最近は、「日傘男子」もいるようですね。男性の日傘について、創業明治29年の傘屋「心斎橋みや竹」の宮武和広さんにうかがいました。
■毎日、顔に刃物をあてる男性こそしっかりとUVケアを

――日差しの強い夏に、男性が日傘をさすことについてどう思われますか?

「紫外線による皮膚へのダメージは、女性だけのものではありません。毎日、顔に刃物をたてる宿命にある男性のほうが、より影響を受けやすいと考えたほうがいいです。だから色の黒い方や黒人の方であっても日傘は必要です」(宮武さん)

――男性も美白ケアやシミ防止を意識したほうがいいということでしょうか?

「日傘は、美白というより、もっと広義に『自分の身をプロテクトするツール』と捉えてください。

有害紫外線は皮膚の深層を傷つけて肌の老化やがんにつながります。
また白内障や、持病を誘発もします。さらに暑い中を無防備に歩き回ることで、熱中症で倒れたり、著しい体力消耗をおこしますからね」

■環境省が男性用日傘を推奨する見解を発表!?

たしかに、ヒートアイランド現象もあって、ここ数年はびっくりするような酷暑の日本。美白やUVケアを気にされなくても、「とにかく暑いから日傘をさしたい!」という男性も多いのではないでしょうか。

「……いやいや、そうだけれど、日傘なんて恥ずかしいよ」と思われるかもしれませんが、実は、もしかすると!!男性用日傘はブレイク目前かもしれないのです。

というのも、昨年の夏(2011年)、環境省の発表した『ヒートアイランド現象に対する適応策の効果の試算結果について』という報道資料によれば、「上着を着用して歩行した場合に比べると、クールビズ(上着なし)では約11%、さらに日傘を併用すると約20%と、熱ストレスを大きく軽減できる」という調査結果が出ています。

そして、その発表文書の中では、なんと!「男性用日傘の商品開発・普及等も並行して進める必要がある」と言及されているのです。

■雨傘とは明らかに違う「一見して日傘とわかる 涼感と質感」を意識

「強い陽射しを避けるために週刊誌や新聞で顔を覆ったり、日陰をさがしてジグザグ歩行す姿を目にされますでしょう。あれはスマートではありませんね。
それよりも、颯爽と日傘をさすビジネスマンのほうがクールでスマートだとは思われませんか?」

――そこで、宮武さんが男性におすすめするのは、炎天下に外を歩くビジネスマンのために、スーツにもフィットする日傘や、爽快なクールビズファッションにもマッチする日傘。実際のところ、男性用日傘について、男性からはどんな反応があるのですか?

「『雨傘をさしていると間違われたら嫌だ』という声をよく聞きます。そのため、一見して日傘とわかる涼感と質感を重視しています」

たしかに、上質なコットン素材を使用したり、ヨーロピアン・ストライプのクールな柄など、スタイリッシュな日傘はファッションアイテムとしても取り入れやすそう。また、さしている人の体感温度が下がるだけではなく、涼しげに見えるので周りからの好感度もアップする。そんな日傘が、これからの男性用日傘なのですね。

男性用日傘はUVケアだけではなく、暑さ対策としても流行りそうな予感。皆さんも、かっこいい男の日傘、いち早く取り入れてみてはいかがでしょうか。

取材協力:心斎橋みや竹

http://www.kasaya.com/

(OFFICE-SANGA 臼村さおり)

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