【雑学キング!】公衆電話を使うとチケットがとりやすいってホント?
夏は野外ライブやスポーツ観戦など、おもしろそうなイベントが目白押しですよね。人気のあるイベントのチケットは、発売と同時に売り切れてしまいます。何度もリダイヤルしても、「ただいまおかけになった方面の電話は大変混みあっています」というアナウンスが流れるのみ。公衆電話からかけるとつながりやすいと聞いたことがありますが、それは本当なのでしょうか?その真偽について、NTT東日本 コンシューマ事業推進本部 企画部 公衆電話サービス部門 営業企画担当 主査・山本修さんにうかがいました。
■どうして電話がつながらないの?
――ライブなどのチケットをとろうと電話をしても、混雑中のアナウンスになってしまいます。それはどうしてなのでしょうか?
「通信には許容量があり、基準値をオーバーしてしまうと交換機がパンクしてしまいます。そうすると、その交換機が管轄している回線すべてが不通になってしまうのです。それを防ぐために、事前に規制をかけさせていただいております」(山本さん)
ひとつの回線に通信が集中することで、多くの人に迷惑をかけてしまう可能性があるとのこと。
規制はやむを得ない措置なのですね。
■地方からかければつながるの?
――たとえば東京で開催されるライブの場合、おもに首都圏から電話が殺到することと思います。