落語ブームが深く静かに続いています。長瀬智也主演のテレビドラマ『タイガー&ドラゴン』(2005年)以降、若いファンも徐々に増え、その人たちがさらに周りの人を巻き込んでいるようです。でも、行ったことのない人にとって、落語を聞くために「寄席」に初めて行くことは敷居の高いことでしょう。初めて行ってもまごついたりしないよう、寄席の作法をお教えしましょう。
●寄席のある場所
落語などの演芸をやっているところを「寄席」と呼びますが、寄席は次のようなところにあります。
東京・新宿三丁目の『末廣亭』
東京・浅草の『浅草演芸ホール』
東京・池袋の『池袋演芸場』
東京・上野の『鈴本演芸場』
東京・上野の『お江戸上野広小路亭』
東京・三越前の『お江戸日本橋亭』
東京・両国の『お江戸両国亭』
東京・半蔵門の『国立演芸場』
神奈川・横浜の『横浜にぎわい座』
大阪・天満の『天満天神繁盛亭』
愛知県・大須の『大須演芸場』
富山県・富山『ほくほくスペースてるてる亭』
いつも落語をやっているわけではないですが、落語のプログラムを組んだりする演芸場はほかにもあります。また落語家がお寺でやったり、飲み屋でやったりますから、結構落語はあっちこっちで聞けるものなんです。