くらし情報『【エンタメCOBS】心理学用語のウソとホント』

2012年9月1日 17:50

【エンタメCOBS】心理学用語のウソとホント

ある映画館で秒間24コマのフィルムのうち1コマに、ポッポコーンの画像、コカ・コーラの画像を入れてみた。すると、ポップコーン、コカ・コーラとも売り上げが劇的に増えた!――みたいな伝説がありますがこれはもう「完全なウソ」です。

アメリカの広告代理店が考え出したデマなのです(メッセージの入れ方もコマを差し替えたのではなく二重映写だったので二重にデマ)。統計的なまったく実証されない(つまり効果がない)ばかりか、その実験が本当に行われたかどうかもわからない与太(よた)話なのです。

これに類する研究がないかというとあります。専門用語ではSubliminal Perception「閾下刺激投射法」(いきかしげきとうしゃほう)と言って、人間の意識に上らない形で刺激を与えるというものです。

少なくともこれで商品が爆発的に売れるなんてことはありません。残念ながら(笑)。


■トラウマ

精神的外傷の意味で、もともとは『精神分析学』の祖、フロイトが1917年に使い始めた専門用語です。物理的な傷が後々後遺症となるように、心に負った傷も精神的な後遺症となるのだ、ということでした。最近ではあまりに普通に使うので「彼女に振られたのがトラウマだ」

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