【雑学キング!】本当に「使える」ドラッグストアの見分け方
白衣が生み出す「絶対的な威圧感」。これは白衣を着ない側の人であれば、多少なりとも感じたことがあるでしょう。だがしかし!「白衣」→「選ばれた人が着ている(まぁ正しい)」→「だから薬のことをよく知っている(ん?それはちょっと……)」→「だから白衣の人の言うことは聞いたほうがいい(これは言い過ぎ)」というわけではないのです。ドラッグストアで働く人たちの実態を知り、賢いドラッグストアの利用術を学んでいきましょう。
■白衣を着ている=薬をよく知っている、とは限らない!?
今回話をうかがったのは、某ドラッグストア在勤のY店長。旧知の仲で取材の話を持ちかけたところ「かなりぶっちゃけて話してもいいですか?」と快諾してくれました。
Y店長はまず、「資格制度自体の問題」について指摘されました。
「一番の問題は薬剤師、登録販売者、いずれも更新制度がない点です。
取得後はよほどのことがない限り資格は安泰。だから慢心する人が多いんだと思います。いくつかの大手ドラッグチェーンで店長を経験してきましたが、一般的な街のドラッグストアの薬剤師、登録販売者の中で、まともに勉強していた人は半数以下なんじゃないでしょうか」