【雑学キング!】お医者さんって、病気にならないの?医師の健康管理方法を聞いてみた
いつも病人と向き合っているお医者さん。院内にはウイルスや細菌だらけのはずなのに、なぜお医者さんはしょっちゅう病気にならないのでしょうか。そのナゾに迫るべく、4人のお医者さんにインタビューしました。今回の健康法は取材したお医者さん独自の意見や手法が含まれておりますが、参考になることは多いはず。
■医者は不養生?
お医者さんとして、日ごろ健康のために気を遣っていることはあるのでしょうか。まず、内科の開業医・K先生(78歳)にうかがいました。
「日々気をつけていることは何もありません。
いつも雑菌にまみれた環境で過ごしているから、自然と免疫ができているんじゃないかな。
もう何年も、寝込んだことはないね」
では、雑菌が多い環境の方が、体が強くなるということですか?
「近ごろは、やれバイ菌がどうの、やれ不潔だとどうのって、清潔信仰がいき過ぎじゃない?だから、免疫力も抵抗力も低くなって、かぜをひきやすい人やアトピー・ぜんそく・アレルギーを持つ人が多くなった。
汚い環境が良いというわけではないけれど、最近の人は神経質過ぎる気がします」
たしかに、「キレイ=正しい」といった式が世に広まり始めたころから、日本人は体力的にも精神的にも弱くなってきた気がしますね。