【コブスくんのモテ男道!】糖尿病専門医に聞く。便秘のウワサを検証
便秘のときは生野菜を食べるとよい、水分を多めにとるに限る、甘いものを食べ過ぎると便秘になるなど、便秘に関するうわさをよく耳にします。
そこで、糖尿病専門医の福田正博(ふくだ・まさひろ)先生にそれらの話が本当なのか、検証していただきました。
■炭酸水、オリーブオイルが効く
検証1甘いものを食べ過ぎると便秘が悪化する?
福田先生はい、悪化します。白砂糖をたっぷり使ったケーキやクッキーなどのスイーツをたくさん食べると、胃腸の動きが鈍くなる「糖反射」と言う反応が起きやすくなります。よって便秘になりやすいと言えます。
スイーツは、1日につき片方の手のひらに軽く乗るぐらいの分量に、例えば、小ぶりのシュークリーム1個ぐらいまでにしましょう。
検証2食物繊維を取るほど、便秘解消につながる?
福田先生実は食物繊維には、野菜や海草類、きのこ類に含まれる「水溶性」と、穀類や豆類に含まれる「不溶性」の2種類があります。
一方、便秘には、最も多く見られる大腸の動きが弱いことが原因の「弛緩(しかん)性便秘」、便の出口の直腸の神経が鈍い・トイレを我慢しやすい人に起こりやすい「直腸性便秘」、ストレスが原因で便秘と下痢を繰り返す「けいれん性便秘」