【コブスくんの使えそうな仕事術】34歳で歌手デビュー! 高橋秀幸さん流「夢」のかなえ方
現在「特命戦隊ゴーバスターズ」の主題歌を歌っている、高橋秀幸さん。34歳で歌手デビューという遅咲きながらも、今やその歌声は日本のみならず、世界各国でも知られるほどです。今回はそんな高橋さんに、夢のかなえ方についてうかがいました。
■父の励まし
──音楽に携わるようになったのは、いつからですか?
「高校時代からバンドを始め、デビューしたくて上京し、大学に入学しました。キャンパスは埼玉でしたが(笑)。
軽音楽部に入り、このころからデモテープを作っては音楽制作会社に送っていたんですが、ハシにも棒にもかからず……。
仕方なく卒業後は一般企業に就職しようと思っていたところ、おやじが亡くなりましてね。
事情があって、おやじとは長く一緒に暮らしていなかったんですが、おやじの病気が悪化していると聞き、おやじに会いに行ったんです。
そしておやじに、歌手になる夢を話したら、意外にも『お前ならきっとなれる。がんばれよ』と言ってくれて」
──お父さまの言葉が励みになったと。
「はい。さらに、僕はもっと歌の勉強がしたかったんですが、お金がなくてあきらめかけていたところにおやじの遺産が少し入り、音楽の専門学校に入ることができたんです。